ハムスターブログ🐹〜ハムハムしながら競馬と株を嗜む〜

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株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2020年度第3Q決算発表!〜苦難の先にあるものは‥‥?〜

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皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

11/13(金)に2743 ピクセルカンパニーズの2020年度第3四半期決算発表がありました!

もう皆さんはご覧になりましたか?

本日決算説明動画がアップされましたので今回もその内容に沿って重要なところをピックアップしていきたいと思います(^^)

 

 

↓↓ピクセル決算説明動画はこちら↓↓

www.youtube.com

 

↓↓2020年度第2Q決算はこちら↓↓

www.hamutaro-blog.com

 


 

ピクセルカンパニーズ2020年度第3四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万→?

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→?

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→?

 

③展望

第3Qは第2Q比べて多く売上を上げることができましたが営業利益ベースでは依然赤字のままです。

前年に比べても売上高は66%程度に留まっていますので今後も苦戦しそうです。

元から利益率の高くないセグメントですが、第4Qだけでも黒字に転じさせて欲しいですね。

また本日政府より、「2021年9月にデジタル庁発足」を目指すという方針が発表されました。

これにより本セグメントの目玉であるデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術を用いた技術革新)にも追い風になること間違い無しですのでいち早く収益モデルを確立してもらい株主にも共有してもらいたいです。

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、直近では6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

太陽光発電所の仕入販売に関係した事業用地の取得実績やその経験を活かして、沖縄(宮古島)の観光需要・雇用機会の創出を目指す。

ピクセルカンパニーズにとってディベロップメント事業はこれからも伸びていく成長事業ではないが、これからも安定的な収益を生み出していく基幹事業であることは間違いない。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→?

営業利益:129百万→112百万→133百万→?

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→?

 

③展望

第3Q時点で前年を上回る売上高・営業利益を記録し好調そのものです。前年比は売上高164%営業利益208%です。

前年よりも多くの太陽光案件を受注できていることが大きな要因ですし、4Qに向けてもその部分には大いに期待ができそうです。

他セグメントの損失をディベロップメント事業で補ってる中、非常に残念だったのは太陽光発電関連事業者の債務不履行(建築業者への工事代金未払い)により計上した貸倒損失71百万円です。

コロナ禍の影響でどの会社も苦戦を強いられている状況は分かりますが、取引先選定を精査しリスク管理を厳しく行っていってもらいたいですね。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンやそれに付随するプラットフォームの販売や企画、製造受託を行っている。2019年6月末には、(株)バンダイナムコとの共同プロジェクトで実現した『TEKKEN(TM) VIDEO SLOT』が公的認証機関(DICJ)の承認を受けてマカオのホテルでの実検証を進めている。

また、全セグメントの中で日本版IRへの参入に最も注力しており、コンソーシアム組成による事業提案公募(RFP)参画を目指している。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万→?

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→?

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→?

 

 

③展望

第2Qから第3Qにかけて新たな売上計上はありませんでした。その反面、日本版IR関係の販管費は計上されており89百万に営業損失を拡大することになりました。依然としてマカオへの渡航制限の影響で訪問者数は激減していますので実際に赴いて営業活動をすることすら出来ていません。

ここは割り切って日本版IRへパワーを全振りして行くのが吉だと思いますし、実際のその結果が営業損失拡大に繋がっていると思いますのでグッと歯を食いしばってコロナ禍が終息するのを待つしかないでしょう。

 

そんな中、本日吉報が‼️

 

長崎県のRFPへ応募発表

 

遂に明言が出ました。

ピクセルカンパニーズを中心に組成したコンソーシアムがどの自治体とタッグを組むかについては相当数憶測が飛び交っていましたが大方の予想通り長崎県を選択されました😌

長崎県はおろか九州に降り立ったことがありませんがこれをきっかけに九州旅行に行ってみたいですね♪

(少し気が早いですがw)

長崎は他の自治体に比べて早くから積極的に日本IR誘致に動いていましたので他の自治体よりも一歩リードしていると考えています。

そんな長崎を選び、国内外の著名な有識者とコンソーシアムを組成してRFPに参画するというのは素晴らしいですし、素人ながら勝算が高いのでは?と期待してしまいます✨

これからさらにこのコンソーシアムには有識者、見識者が参画していく予定とのことですので長い目で待ちましょう!

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→?

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→?

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→?

 

 

総括

鬼門の第2Qに続き、試練の第3Qとなりました。

2019年度と比較しても明確で、これで通期黒字はほぼ不可能になりました。

営業損失が拡大しているのは上述の通り、エンターテイメントの販管費が増えたからですがそれ以上に当期純利益の赤字拡大が痛いですね。

ここまで転落したのはディベロップメント事業で計上した約71百万の貸倒損失が一因ですが、それを差し引いても約200百万円の当期純損失ですのでインパクトがありますね(;´д`)

貸倒損失については・・・半沢直樹ではありませんが死ぬ気で債権回収をしてもらいたいです笑

 

話が少しズレますが先日参加したセミナーで企業が事業を拡大していく上での「成長」「膨張」の違いについて話がありました。

興味のある方はこちらを読んでいただけたらと思いますが、要するに利益を上げずに売上だけが拡大していくことを膨張と呼んでいます。

"膨張"の先に待ち受けているのは‥‥。

そうならないようにしっかり利益を上げてもらわなくてはいけませんね。

www.bizclip.jp

 

 

毎度のように長くなりましたがピクセルカンパニーズ2020年度第3四半期決算記事は以上になります!

 

現在のピクセルカンパニーズにとって日本版IRへの参画は最重要事項であり、その中で長崎県のRFPへの応募発表は一歩も二歩も前進した素晴らしいことだと思います😌

盛り上がりを見せているこの状況で水を差すようなことを言いたくはありませんが決算説明動画を見て何点か思ったことがあるのでここに書き留めておきます。

 

 

・決算説明動画の内容希薄化

ちょうど1年前の2019年第3Qから決算説明動画をアップしていただけるようになったのですが、回を重ねるにつれて内容が希薄化しているように感じます。今回の動画は決算説明資料に書いてあることをただ言っているだけで資料以上のことはあまり得られませんでした。

システムイノベーション事業説明の締めの言葉は

「通期で黒字になるように頑張っていきたい」

でした。

株主はそんな言葉を聞きたいんじゃないんです。

どうやって第4Qで黒字に転じさせるか、その計画・展望を聞きたいんです。

ディベロップメント事業についても同じでしたよ‥‥

 

・質問事項の割愛

これはどうかと思います。

日本IR参入に関する質問が多かったから、質問への回答に変えて日本IR参画の説明をするという荒技をされるとは思ってもみませんでした‥‥

 

割愛した理由は質問が多かったからですか?

答えにくい質問があったからですか?

IR以外の質問も少なからずあったはずなのに全く答えないで良しとしているのですか?

 

私は今回初めて質問に応募してみました。

答えにくい質問も多くあるだろうと思ってシンプルに疑問に思っていることを投げかけました。

 

・日本版IRについて

『TTLリゾーツ社、Groupe Partouche社、Steelman Partners社、2NT8社と立て続けに海外の有力企業との コンソーシアム組成を発表していますが、 この先自治体の事業者選定で落選した場合は他のコンソーシアムに 再参画をすることは可能ですか?

また、国の区域認定で落選した場合も同様に可能ですか?』

 

意外と考えたんですよ?笑

質問するからには下手な質問をする訳にはいかなかったのでしっかり練りました!

それを割愛でぶった斬られるとは‥‥

あと個人的に思うのは質問メールに対して何も返信がないことが少し引っかかりました。

受付専用アドレスでしたので致し方ないとは思いますが、何千通も届いてる訳はないのですから一言返信があっても良いのではないかな〜と感じました。

もう質問には応募しません。

 

ピクセルカンパニーズの良さは社長との距離の近さだと思っています。

吉田社長はSNSをやっていますので他社に比べたらグッと距離は近い訳ですが、心の距離は以前よりも離れているように感じます‥‥

(なんかメンヘラみたいですがw)

 

最近の株価下落で少しずつ古参の株主は離れていっている気がしていますのでもう一度初心に戻って、

一致団結して日本版IRのど真ん中を進んでいってもらいたいです。

これが私の本心です!😭😭😭

 

 

後味が悪い記事となり失礼しましたε-(´∀`; )

一株主として少しでもホルダーの気持ちを代弁できたらと思い書かせていただきました。

 

何はともあれ私がピクセルカンパニーズを応援する気持ちは変わりません!

日本にカジノが誕生する時に同社がその中心にいて欲しい。

その一心で応援していきたいです🙇‍♂️

 

 

長文ご愛読ありがとうございました😊