ハムスターブログ🐹〜ハムハムしながら競馬と株を嗜む〜

ハムスター似の筆者が書くブログです。主に競馬初心者の方に向けて、競馬の楽しみ方や予想方法など書いていきたいと思います。また最近始めた株についても書いていけたらと思います(´∀`*)※ハムスターに関しては記載しません

MENU

株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2022年度第2Q決算発表!〜売上大幅減少も第3Qに期待できる部分も!?〜

 

皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

少し遅くなりましたが

ピクセルカンパニーズ決算記事

を書いていきたいと思います!

今回は第2Qの中間決算ということで動画の配信もありました🎞

久々に吉田社長の姿を拝見しましたが元気そうでしたね笑

今のピクセルカンパニーズは1,2年前とは大きく別方向に舵を切っていますので、長期保有者の方々は疑問符がついている人もいるのではないでしょうか。

ただ、重りが外れた"新生ピクセルカンパニーズ"も私は気になってます笑

 

今後の展望を書いていきますのでしばしお付き合いください😌

 

 

↓↓決算説明動画はこちら↓↓

m.youtube.com

※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となりました

 

↓↓2022年度第1Q決算はこちら↓↓

www.hamutaro-blog.com

 

 

ピクセルカンパニーズ2022年度第2四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度はクラウド特化型DX支援を目的としたエンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

2022年4月に57名の新人エンジニアが入社して、来年度以降も積極的な"ヒト"への投資を加速していく。

めており、既に各認定資格の取得も進んでおります。
2021年10月にAWSパートナーネットワーク(APN)の セレクトコンサルティングパートナー、2022年1月にはセールスフォース・ドットコムのSalesforceコンサルティング パートナーの認定を受けたことで今後の展開に期待できる。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万→550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→529百万→645百万

営業利益:46百万→4百万→▲16百万→▲60百万

営業利益率:20.3%→1.3%→▲3.0%→▲9.3%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:175百万→295百万→?→?

営業利益:48百万→▲5百万→?→?

営業利益率:27.4%→▲1.7%→?→?

 

③展望

第2Qは予想通り22卒入社(57名)の採用活動費や人件費が計上されたことで、5百万円の営業損失となりました。ただ、4月からの3ヶ月で新入社員の人件費として約54〜60百万円(18〜20百万/月)計上していることを考慮するとまずまずではないでしょうか。

既に稼働し始めている新入社員もいるようで、これから稼働率が楽しみですね。

このセグメントは第3Qでの黒字化に期待したいです!

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

2021年まではピクセルカンパニーズ社のコア事業だったが、2022年度経営方針では『選択と集中』を掲げ、このディベロップメント事業はノンコア事業として事業縮小が発表された。

再生可能エネルギーへの注目度は年々増しているため、これまで蓄積してきたノウハウの別の形で活かせれば面白いだろう。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→354百万→354百万

営業利益:▲1百万→▲21百万→▲45百万→▲68百万

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→▲12.7%→▲19.2%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:18百万→19百万→?→?

営業利益:6百万→▲3百万→?→?

営業利益率:33.3%→▲15.8→?→?

 

③展望

ディベロップメント事業はノンコア事業に位置付けられてから基本的に太陽光発電の在庫引き渡しで売上を上げています。第1Qは低リスク低リターンで黒字スタートとなりましたが、第2Qは引き渡しがなかったことで赤字に転落となりました。

この先も引き渡しがあれば売上計上となりますが、ひとまず大きな動きはなさそうです。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンの企画・開発・製造・販売、ゲーミングアプリケーションシステムの企画・開発・販売及びe-sports関連のコンサルティングを行っている。海外カジノ施設へのカジノマシン販売については新型コロナウイルスの影響で長らく停滞しており、回復の見通しはたっていない。

2020年〜2021年にかけては一世一代の大プロジェクトとして九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に応募したものの落選となり、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

現在はメタバースリゾート開発プロジェクトとして
メタバース支店『PIXEL Decentraland Branch(仮称)』を2022年3月に開設し、新たな事業展開を模索している。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

直近ではXクリエーション株式会社やTRICOA.CO.LTDと提携を行い、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供準備を進めている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万→63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→0百万

営業利益:▲131百万→▲206百万→▲218百万→▲283百万

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可→算出不可

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→?→?

営業利益:▲14百万→▲19百万→?→?

営業利益率:算出不可→算出不可→?→?

 

③展望

約2年間、このセグメントでは売上が計上されておらず、THE先行投資事業となっています。

とはいえ、2020年、2021年と比べるとかなりスリム化されてきていて、損失も19百万円(前年比9.2%)なので会社全体への圧迫度は抑えられていると感じます。動画の冒頭でトピックとして話していましたが、メタバースNFTプラットフォームに複合リゾート『メタ・リゾートTOKYO(仮称)』の開発を進めています。近年のトレンドには乗っていますが、競合が多くひしめき合う中で、同社が存在価値を見出せるのはどのような部分なのかは気になりますね。

ブロックチェーン技術の蓄積はあるわけですから上手く活かして、ビジネスモデルを確立してほしいです。

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→897百万→1014百万

営業利益:▲142百万→▲326百万→▲431百万→▲625百万

当期純利益:▲602百万→▲777百万→▲1200百万→▲1440百万

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:194百万→315百万→?→?

営業利益:▲20百万→▲178百万→?→?

当期純利益:▲23百万→▲165百万→?→?

 

総括

第2Qは赤字拡大で着地しました。

売上のほとんどがシステムイノベーション事業であげていて、以前とは全く異なっていますね。

主力であったディベロップメント事業がノンコア事業となり、エンターテインメント事業も久しく売上計上がなく、投資、また投資‥‥

そんな中、可能性を見出したのがシステムエンジニアの人材育成。

インハウス型の営業はコロナ禍により縮小していますが、この先エンジニアの人材不足はさらに深刻化していく見通しですので、それを見越しての強気な投資ですね。

余裕がある状態であればとても頼もしいですが、他の事業で稼げない中での稼ぎ頭がこのシステムイノベーション事業というのが怖いですね。

転ぶことは許されません。

何としてでも第3Qでシステムイノベーション事業の黒字化、さらに期末決算で3セグメント合計の黒字化を目指して欲しいです。

また、福島県でのデータセンター事業の立ち上げについては国からの助成金30億円を受けられることが決定して大きく前進しました。

新たなデータセンターを作ることでその地での雇用創出が期待でき、社会貢献度も高い事業となります。2023年秋に稼働開始を目標としていて、これも新たな投資となりますが、現状維持では大きな躍進はありませんので、積極的に攻めの経営をしていってもらいたいです。

 

 

引き続き動向に注視していきたいと思います👀

 

 

ご愛読ありがとうございました😊