ハムスターブログ🐹〜ハムハムしながら競馬と株を嗜む〜

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株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2020年度第2Q決算発表!〜動き出した日本版IRへの道〜

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皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

8/13(木)に2743 ピクセルカンパニーズの2020年度第2四半期決算発表がありました!

コロナ禍で多くの企業が苦戦する中、同社も同じようにコロナの影響を受ける形となりました。

詳細については後ほど触れることにして、

今回も同社が決算説明動画を作成してくれていますのでその中で重要なところをピックアップしていきたいと思います(^^)

 

 

↓↓ピクセル決算説明動画はこちら↓↓

www.youtube.com

 

 

 

↓↓2020年度第1Q決算はこちら↓↓
www.hamutaro-blog.com

 

 

ピクセルカンパニーズ2020年度第2四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→?→?

営業利益:2百万→▲4百万→?→?

営業利益率:1.4%→▲1.4%

 

③展望

売上高は第1Qに比べて増収となりましたが、営業利益は4百万円の損益計上となりました。

本事業も少なからずコロナの影響を受けていて、クライアントから提供されたスペースで行うインハウス型受託案件が苦戦を強いられました。

ですが、本事業が占める利益割合は他セグメントに比べると低い為、そこまで影響はないと考えます。

金融関係の案件は下期に多く受注する傾向があるため第3Qでは仕掛案件も含めて更なる増収・増益を目指してもらいたいですね。

また、本事業の目玉だと考えているデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術を用いた技術革新)の進捗も気になります。

経産省が国策として推進している分野ですので是非とも軌道に乗せて欲しいです。

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、直近では6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

太陽光発電所の仕入販売に関係した事業用地の取得実績やその経験を活かして、沖縄(宮古島)の観光需要・雇用機会の創出を目指す。

ピクセルカンパニーズにとってディベロップメント事業はこれからも伸びていく成長事業ではないが、これからも安定的な収益を生み出していく基幹事業であることは間違いない。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→?→?

営業利益:129百万→112百万→?→?

営業利益率:11.3%→8.9%→?→?

 

③展望

第1Qからは増収・減益、前年同時期からは増収・増益となりました。コロナ禍の影響は少なからずあったと思いますがこの状況下でこの結果は評価できると思います。太陽光案件が2件完了したことで増収となりましたが、第2Qの見込みは3件だったんですよね。その3件目が第3Qにズレたわけですが、その規模を見ると期待が膨らみます。

第2Qの1件目が113kw、2件目が491kwでしたが、3件目は1179kwの案件ですので第2Qの2倍近くの規模の案件だと推測されます。知識が少ないので規模の大きさが売上の大きさに比例するかは分かりませんが、確実にこの案件を完了させて売上計上に繋げてもらいたいですね。

あと注目は、6月24日に発表した宮古島リゾートホテル用地開発計画への参画でしょう。

後ほど総括で触れますが、吉田社長の目にはディベロップメント事業の枠を越えての将来ビジョンが写っていることでしょう。

こちらも目が離せません。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンやそれに付随するプラットフォームの販売や企画、製造受託を行っている。2019年6月末には、(株)バンダイナムコとの共同プロジェクトで実現した『TEKKEN(TM) VIDEO SLOT』が公的認証機関(DICJ)の承認を受けてマカオのホテルでの実検証を進めている。

また、全セグメントの中で日本版IRへの参入に最も注力しており、コンソーシアム組成による事業提案公募(RFP)参画を目指している。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→?→?

営業利益:▲46百万→▲54百万→?→?

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→?→?

 

 

③展望

同社が最も力を入れている事業ですが、コロナの影響をモロに受けて第1Qに続き赤字転落となりました。30%を超える高営業利益率の事業なだけに残念ですが今は耐えるしかないでしょう。

第1Qより増収となっているのはゲーミングアプリケーションシステムの販売が寄与しているようですが、皆さん期待のPCP(ピクセルカジノプラットフォーム)スロットマシンの販売には至らなかったとのことです。

この2本柱が苦戦する限りこの事業は赤字から抜け出せないでしょう。

ですが、BMMの基準適合と世界で最も厳しいと言われているマカオのDICJから承認を得た実績がありますし、コロナが終息すれば息を吹き返してくれると思います。

また、300億企業へ向けた吉田社長の一世一代の取り組みである日本版IRへの参画については第2Qで進捗が見られました!

厳格な守秘義務があるため"然るべきタイミング"での公表を待っていましたが、8月6日に株式会社TTLリゾーツ、8月13日にGroupe Partoucheとの業務提携を立て続けに発表しました。

TTL社はIR事業に必要な経験と実績、資金に加え世界トップクラスのネットワークを持ち合わせており、パートナーにはLVS社の前社長兼最高執行責任者であるWilliam Weidner氏がいます。

Groupe Partoucheは欧州大手オペレーターの一つでフランスに38箇所、スイスに2箇所、ベルギーとチュニジアに1箇所ずつカジノを運営しています。

米系でも中華系でもない欧州系のオペレーターとタッグを組んだ点は大いに評価できるでしょう!

吉田社長もこれらの提携発表によりコンソーシアムの組成が加速度的に成長していくと発言されていましたのでまだまだ隠し玉がありそうですよ( ̄▽ ̄)

 

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→?→?

営業利益:11百万→▲82百万→?→?

当期純利益:10百万→▲101百万→?→?

 

 

総括

鬼門の第2Qと言いましょうか。

通期黒字を達成した2019年も第2Qのみが純損益を計上していましたので、そういう意味では今回の結果は仕方ない気もしています。

ですが、今後コロナ禍が終息する見立てもありませんので今年度の通期黒字には黄色信号が灯った形となりました。

ですが、2019年度は通期黒字&疑義解消が最大の焦点でしたが2020年度は日本版IRへの参画が最大のポイントですので、その点は一歩も二歩も進んだと感じます。

逆に言うと、決算赤字が嫌われて株価が更に下落するならそれは買い時と判断します。

目先の利益を取るなら売りですが、その先の夢を一緒に描くなら買いだと思います。

直近の業務提携もそうですが、ディベロップメント事業で書いた宮古島リゾートホテル要地開発計画は最終的に日本版IRに繋がると考えています。

IRも言わば観光事業ですので宮古島計画でノウハウや実績を積み上げて企業価値を高めるのは素晴らしい戦略でしょう。

全てはIRに繋がっています。

 

また、昨夜Twitterでオシドリ社とGroupe Partoucheとの提携解消からのオシドリ社の資金調達→長崎IRへの再挑戦について疑問を投げかけた所、有識者のシチパチさんから興味深い意見をもらいました。

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日本事業者×欧州オペレーターという強力タッグで長崎を狙う案、はたまた他の自治体にアプローチする案など…

日本版IR第二弾で他の都市も視野に入れる案など期待は膨らむばかりです。

この投稿に吉田社長もすかさず反応されていてまだ

二の矢三の矢を隠し持っているに違いありません…(早く知りたい‼️笑)

 

何より米中貿易摩擦の中、欧州系オペレーターと組めたことが吉田社長もかなり嬉しかったようで、国や地方自治体へのアピールポイントになる事間違いなしです( ^ω^ )

 

 

これまで以上に筆が走ってしまいましたが、

ピクセルカンパニーズ2020年度第2四半期決算記事は以上になります!

 

 

コロナ禍で国からの基本方針の策定・公表がずれ込んでいる中、同社は粛々と準備を進めていて、いつ公表されてもスタートが切れるように万全の態勢を整えています。

目に見える成果が出るのはまだまだ先ですが辛抱強く待つ、、、それがピクセルホルダーの使命だと思いますので、これからも温かい目で応援していきたいと思います😉

 

 

 

引き続き村民みんなで応援していきましょう!

 

 

 

 

ご愛読ありがとうございました😊