皆さんこんばんは!
ハム太郎です🐹
大変お待たせしました!
『2024年度キャロット1歳馬レビュー』
今年も既に多くのアクセスをいただいており、嬉しい限りです😚
毎年同じことの繰り返しになりますが「もし出資するなら」という視点で記事を書かせていただきます!
2019年から続けてきた独自の視点をブラさず、皆さんの出資馬選びの参考にしていただければ幸いです(^o^)
↓↓これまでの募集馬レビューの実績はこちら↓↓
今年のキャロット募集馬は全部で92頭。
募集馬の価格帯は一口40,000円〜250,000円で2023年は45,000円〜300,000円でしたので昨年より下がりましたね。
毎年上がる一方でしたので意外でした👀
それでも私が入会した2015年(2014年産)の最低金額が25,000円でしたので近年の値上がり具合は凄いですね。
最初は一口5万円が個人予算でしたが、2017〜2018年頃からその価格帯の募集馬が減りだし、2019年レビューから対象馬を6万円以下に拡大。
2019〜2021年は予算6万円でレビューを書いたものの年々頭数が減り、2022年からは7万円まで増額しました。
年々ボーダーが上がっていますが今年も募集金額一口7万円に絞って書いていきたいと思います。
募集金額一口7万円
2022年募集馬・・・31頭
2023年募集馬・・・22頭
2024年募集馬・・・18頭
さて、今回も下記3要素をピックアップして各5段階評価の15点満点で採点していきたいと思います!
血統
出生
馬格
では、まずは関東馬編①をお送りします!!
2024年度キャロット1歳馬募集馬レビュー関東馬①
- 24.ピースエンブレムの23 ⑧点
- 25.シャンブルドットの23 ⑩点
- 26.ピンクアリエスの23 ⑥点
- 29.ランウェイデビューの23 ⑥点
- 30.ウルクラフトの23 ⑦点
- 33.ヴィータアレグリアの23 ⑧点
24.ピースエンブレムの23 ⑧点
父 :サトノダイヤモンド
母父:ウォーエンブレム
性別:牝馬
厩舎:小手川準
募集金額:4.5万円
誕生日:3/31 (母17歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:453㎏
管囲:20.9㎝
母馬優先:有り
血統・・・3点
母ピースエンブレムはダート中距離で4勝を挙げ、母系に秋華賞馬ブラックエンブレム、その仔の重賞馬ウィクトーリア、ブライトエンブレムなど華やかな血族です。ただ、繁殖牝馬としてはパッとしない印象でデビュー済み4頭中勝ち上がりは2頭で、その2頭も未勝利勝ち止まりです。
毎年父ディープ系を付けていますので一変は期待できないかもしれません。
出生・・・1点
母ピースエンブレムの6番仔。
母17歳の時の仔ですので繁殖能力の衰えは考慮しなくてはいけません。
3月生まれのノーザンファーム生産という点は良いでしょう。厩舎は小手川準厩舎で2020年開業の厩舎ですが毎年10勝弱で、今年は1勝のみです。
あまり期待はできないかもしれません。
馬格・・・4点
3月生まれの牝馬で馬体重453㎏は理想的ですね。
管囲も20.9cmありますので十分です。
母父の血統的にもダート路線も行けそうでその点は良いですね。
25.シャンブルドットの23 ⑩点
父 :アルアイン
母父:ロペ デ ヴェガ
性別:牡馬
厩舎:西田雄一郎
募集金額:6万円
誕生日:2/28 (母7歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:472㎏
管囲:22.0㎝
母馬優先:無し
血統・・・4点
母、祖母ともに競走馬としては結果を残せませんでしたが、近親には仏1000ギニー勝ち馬のイルーシヴウェーヴがおり、超高額で競り落とされたアドマイヤビルゴもいますので、競馬界では注目されている血統です。父ディープ系との組み合わせでデビュー済みの半姉は2勝を挙げまずまずの結果を残していますし、父アルアインになっても期待ができそうです。
出生・・・3点
母シャンブルドットの4番仔。
2月生まれのノーザンファーム生産という点は申し分ありません。7歳という馬齢も繁殖牝馬としては適齢期でしょう。
西田雄一郎厩舎は2022年に開業したばかりでまだ重賞勝ちはなく勝ち星も8月末時点で5勝と伸び悩んでいます。まだまだこれからでしょう。
馬格・・・3点
2月生まれの牡馬で472㎏は抜群ですね。
ただ、管囲は22.0㎝もあり大きくなりすぎる可能性があるので注意が必要です。ダート適性があれば良いのですが。
26.ピンクアリエスの23 ⑥点
父 :アルアイン
母父:キングカメハメハ
性別:牡馬
厩舎:稲垣幸雄
募集金額:7万円
誕生日:5/2 (母16歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:417㎏
管囲:20.4㎝
母馬優先:有り
血統・・・3点
母ピンクアリエスは未勝利引退馬でしたが母としてはデビュー済み9頭のうち中央では5頭が勝ち上がっています。近親にはテーオーケインズがおり、繁殖牝馬としての評価が上がっています。
アルアイン産駒は3歳馬で皐月賞2着のコスモキュランダを輩出するなど順調なスタートを切っていますので、この世代にも注目です。
出生・・・1点
母ピンクアリエスの10番仔。
母16歳の時の仔ですので繁殖能力の衰えは考慮しなくてはいけません。
5月生まれですので成長曲線は後ろの方になるでしょう。ノーザンファーム生産という点は良いですね。厩舎は稲垣幸雄厩舎で年間20勝弱で8月末時点で10勝に留まっています。厩舎的には選び難いです。
馬格・・・2点
5月生まれの牡馬で417㎏は小さいですね。
管囲は20.4㎝ありますので足元の心配は少なそうです。遅生まれですし、今後の成長に期待します。
29.ランウェイデビューの23 ⑥点
父 :シルバーステート
母父:ストロングリターン
性別:牝馬
厩舎:竹内正洋
募集金額:6万円
誕生日:3/19 (母8歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:408㎏
管囲:18.8㎝
母馬優先:無し
血統・・・3点
母ランウェイデビューは芝1400〜1600mで2勝を挙げ、その近親にG1 3勝のスイープトウショウがいる良血馬です。本馬は3番仔ですがデビュー済みの初仔は勝ち上がることができず、兄弟成績からはまだ図りきれません。
その初仔と同じ父ディープ系なので一変があるか注目です。
出生・・・2点
母ランウェイデビューの3番仔。
3月生まれでノーザンファーム生産ですので申し分ありません。厩舎は竹内正洋厩舎で2年連続年間20勝以上を挙げ、今年もそれを上回るペースで勝ち星を挙げています。ただ、開業した2015年から重賞馬を輩出できておらず、大物誕生への期待感はやや薄れるかもしれません。
馬格・・・1点
3月生まれの牝馬で408㎏はかなり小さいですね。
管囲も18.8㎝しかないので注意が必要でしょう。
血統的には芝が主戦となると思いますが、ダート路線にシフトした時に活躍できるか疑問です。
30.ウルクラフトの23 ⑦点
父 :ニューイヤーズデイ
母父:ディープインパクト
性別:牡馬
厩舎:辻哲英
募集金額:6万円
誕生日:4/28 (母7歳の仔)
生産 :白老ファーム
馬体重:409㎏
管囲:20.2㎝
母馬優先:無し
血統・・・3点
母ウルクラフトは芝1600〜1800mで2勝を挙げ、繁殖入りし、本馬が初仔になります。
母系を辿るとドイツG1馬ウンガロがおり、タフな馬場で力を発揮できる印象です。
父ニューイヤーズデイという点からもダートで活躍できる血統だと感じます。
出生・・・3点
母ウルクラフトの初仔。
4月生まれで白老ファームですので、正直評価が難しいです。厩舎は辻哲英厩舎で2021年に開業したばかりで注目を集めている調教師の一人です。
毎年勝ち星を増やしていて今年もキャリアハイペースですので勢いがありますね。
これから活躍馬が出てくると思いますので注目です。
馬格・・・1点
4月生まれの牡馬で409㎏は小さすぎますね。
初仔らしいと言えばそれまでですがダート路線を進むとしたら壁にぶつかる可能性は否めません。
管囲も20.2㎝ですのでギリギリラインなのであまり大きくはならないと思いますが遅生まれなので成長を願いましょう。
33.ヴィータアレグリアの23 ⑧点
父 :モズアスコット
母父:ネオユニヴァース
性別:牝馬
厩舎:高柳瑞樹
募集金額:7万円
誕生日:3/16 (母12歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:432㎏
管囲:19.5㎝
母馬優先:有り
血統・・・3点
母ヴィータアレグリアはダートを主戦場としており交流重賞で勝利した実績もあります。
近い牝系には母以外に目立った成績を残している馬はいませんが、父がモズアスコットになり、よりダート色が強くなったことで良い化学反応が起きそうです。
出生・・・4点
母ヴィータアレグリアの6番仔。
3月生まれのノーザンファーム生産という点は申し分ありません。厩舎は高柳瑞樹厩舎で管理馬スターズオンアースでG1トレーナーとなりました。
勝ち星は毎年そこまで多くはありませんが毎年重賞馬を輩出していますので大きなところを狙えるかもしれません。
馬格・・・1点
3月生まれの牝馬で432㎏は少し小さいですね。
管囲も19.5㎝しかありませんので今後の成長はあまり期待できなさそうです。
ダート血統なので馬格がイマイチなのが惜しいです。
関東馬①の評価は以上です!
今のところ高評価馬は出ていませんが関東馬編②、関西馬編①で良い馬に出会えると嬉しいです🥹
ご愛読ありがとうございました😊