皆さんこんばんは!
ハム太郎です🐹
前回に引き続き
『2023年度キャロット1歳馬レビュー』
を書いていきたいと思います💡
今年は3回に分けてレビューを書いていきますが、今回はその第2弾になります。
では早速参りましょう!
↓↓これまでの募集馬レビューの実績はこちら↓↓
↓↓関東馬①レビューはこちら↓↓
2023年度キャロット1歳馬募集馬レビュー関東馬②
- 34.コンダクトレスの22 ⑫点
- 36.ピースエンブレムの22 ⑫点
- 37.ピンクアリエスの22 ⑧点
- 38.ダイワオンディーヌの22 ⑧点
- 41.アンフィトリテの22 ⑧点
- 45.フェルミオンの22 ⑧点
34.コンダクトレスの22 ⑫点
父 :ルーラーシップ
母父:ホワイトマズル
性別:牝馬
厩舎:斎藤誠
募集金額:7万円
誕生日:2/7 (母7歳の仔)
生産 :白老ファーム
馬体重:469㎏
管囲:19.5㎝
母馬優先:有り
血統・・・4点
母コンダクトレスは芝中距離で活躍し、3勝を挙げました。牝系を辿ると非常に豪華で近親にアドマイヤムーンやあのエフフォーリアを輩出したケイティーズハート一族も名を連ねています。
母の兄弟にはエルムSを制覇したフルデプスリーダーなどがおり、良血馬らしく活躍馬を輩出しています。
本馬は初仔になりますが、父にルーラーシップを迎え、トニービンの3×4を内包しますのでその影響がどう出るか注目です。
出生・・・4点
母コンダクトレスの初仔。
2月生まれの白老ファーム生産という点はまずまずです。厩舎は斎藤誠厩舎でゴスホークケンやヌーヴォレコルトでG1制覇を果たしており、フルデプスリーダーも管理していました。毎年全国リーディング上位にランクインしていますが今年は9/4時点で28勝を挙げ、全国6位につけています。
厩舎力は素晴らしいものがありますのでどのように育てていくか注目です。
馬格・・・4点
2月生まれの牝馬で馬体重469㎏は好馬体ですね。
ただ、管囲が19.5cmしかありませんので、これ以上の馬体重増には注意が必要です。それでもダートを主戦とするのならそこまでの不安視は不要かもしれません。
36.ピースエンブレムの22 ⑫点
父 :フィエールマン
母父:ウォーエンブレム
性別:牝馬
厩舎:宮田敬介
募集金額:6万円
誕生日:4/25 (母16歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:414㎏
管囲:20.3㎝
母馬優先:有り
血統・・・5点
近親には秋華賞馬のブラックエンブレムがいる血統です。その他にもアストラエンブレム、ウィクトーリア、ブライトエンブレムなど重賞級の馬が輩出されています。
母ピースエンブレムもダート1600〜1800mで4勝を挙げ、生涯獲得賞金を5,000万円以上稼ぎました。繁殖馬としては3頭デビューして勝ち上がりは2頭ですので平均以上です。
フィエールマン産駒はこの世代が初年度になりますので未知な部分が多いですが、母父ウォーエンブレムはサンデー系牡馬との相性が良いので大いに期待したいです。
出生・・・4点
母ピースエンブレムの5番仔。
4月生まれですがノーザンファーム生産ですので成長力に期待したいです。厩舎は宮田敬介厩舎で
2020年開業ながら、ダンシングプリンスとインダストリアで重賞制覇を果たしています。勝ち星も年々増えてきていて、今年も9/4時点で全国リーディング50位以内につけています。勢いのある厩舎なのは間違いありませんが、何かと話題の尽きない厩舎であることも一言添えておきます。
馬格・・・3点
4月生まれの牝馬で414㎏は物足りませんね。
管囲は20.3㎝ありますので遅生まれの成長力に期待したいです。
37.ピンクアリエスの22 ⑧点
父 :アルアイン
母父:キングカメハメハ
性別:牝馬
厩舎:中川公成
募集金額:6万円
誕生日:1/30 (母15歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:438㎏
管囲:19.5㎝
母馬優先:有り
血統・・・3点
母ピンクアリエスは未勝利引退馬でしたが母としてはデビュー済み8頭のうち中央では4頭が勝ち上がっています。近親にはテーオーケインズがおり、繁殖牝馬としての評価が上がっています。
アルアイン産駒はこの世代が初年度のため、未知な部分が多いですが、この時代に5代までクロスがないのは面白い血統ですね。
出生・・・2点
母ピンクアリエスの9番仔。
1月生まれでノーザンファーム生産という点は高評価です。ただ、母が高齢というのは割引です。
厩舎は中川公成厩舎でゴールドアクターを管理して、有馬記念を制覇しています。ただ、最後の重賞制覇は2016年で7年以上勝ちから遠ざかっています。年間の勝ち星も20勝に届かない年もあり厩舎としてはなんとも言えません。
馬格・・・3点
1月生まれの牝馬で438㎏はまずまずですね。
管囲は19.5㎝しかありませんのでベスト体重は450㎏くらいまででしょう。
38.ダイワオンディーヌの22 ⑧点
父 :スワーヴリチャード
母父:クロフネ
性別:牝馬
厩舎:高橋文雅
募集金額:4.5万円
誕生日:3/25 (母19歳の仔)
生産 :隆栄牧場
馬体重:465㎏
管囲:20.6㎝
母馬優先:無し
血統・・・3点
母ダイワオンディーヌはダート1400〜1800m戦で4勝を挙げ、エンプレス杯にも出走しました。
繁殖牝馬としては芝1600〜1800mで4勝を挙げ、朝日杯FSにも出走したケツァルテナンゴを輩出して結果を残しています。
父スワーヴリチャードは今年デビューでいきなり好成績を残していますのでこの価格で購入できるのは今年だけかもしれません。
出生・・・1点
母ダイワオンディーヌの9番仔。
隆栄牧場生産はあまり聞いたことがありませんがG1馬ケイアイノーテックを輩出した牧場です。
ノーザンファームと比べてしまうと物足りなさは否めませんし、母も19歳とかなり高齢ですので繁殖能力の衰えは頭に入れておいた方が良さそうです。厩舎は高橋文雅厩舎で近年は年間10勝に届かないこともあり厳しいですね。
馬格・・・4点
3月生まれの牝馬で465㎏は合格点です。
管囲も20.6㎝あり今後の成長にも期待できます。
41.アンフィトリテの22 ⑧点
父 :ミッキーアイル
母父:ロードカナロア
性別:牝馬
厩舎:西田雄一郎
募集金額:6.5万円
誕生日:2/19 (母7歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:404㎏
管囲:19.0㎝
母馬優先:有り
血統・・・4点
母アンフィトリテはデビューから3連勝し、アイビスSDにも出走した実績があります。
近親にはリアルインパクトやインディチャンプなどのG1馬が名を連ねていて血統的な深みも感じさせます。父ミッキーアイルと母父キングマンボ系ではアナゴサンやシャーレイポピーなど華やかさはありませんが堅実な成績を残しています。
母と同じく短距離戦での活躍に期待ができそうです。
出生・・・3点
母アンフィトリテの2番仔です。
2月生まれでノーザンファーム生産という点は申し分ありません。厩舎は西田雄一郎厩舎で2022年に開業したばかりでまだまだ結果を残せていません。騎手時代はミスター千直として名を馳せており、本馬にはピッタリな厩舎ではないでしょうか。
馬格・・・1点
2月生まれの牝馬で404㎏は小さすぎます。
2番仔ということである程度の馬格を期待していましたがこれだと体作りに苦労しそうです。
管囲も19.0㎝しかありませんので今後の成長にもそこまで期待できなさそうです。
45.フェルミオンの22 ⑧点
父 :シュヴァルグラン
母父:アグネスタキオン
性別:牡馬
厩舎:新規開業
募集金額:6.5万円
誕生日:4/24 (母16歳の仔)
生産 :ノーザンファーム
馬体重:421㎏
管囲:20.5㎝
母馬優先:有り
血統・・・3点
近親にNHKマイル勝ち馬のタイキフォーチュンや重賞勝ち馬タイキダイヤ、タイキリオンなどがいる良血馬で本馬の兄弟も芝1800〜2000m戦で5勝を挙げたストレンジクォークや地方重賞を制覇したアップクォークがおり申し分ありません。
父シュヴァルグランは今年初年度ですが、中々苦戦しており先日ようやく産駒初勝利を挙げました。血統表を見ると非常に濃いインブリードでサンデーサイレンスの3×3は心配になります。一か八かでしょう。
出生・・・2点
母フェルミオンの11番仔でやや高齢なのが気になります。
4月生まれではありますがノーザンファーム生産ですので成長力に期待したいです。
厩舎は新規開業なので評価はできませんが、初年度から結果を残すのはなかなか難しい世界です。
この価格帯では珍しい牡馬というのが好材料です。
馬格・・・3点
4月生まれの牡馬で421㎏は小さいですね。
管囲は20.5㎝あり、遅生まれという点を考慮するとこれからの成長に期待したいです。インブリードが強いので軽体重の割に管囲が太いのは救いでしょう。
関東馬②の評価は以上です!
今回は高評価馬が2頭も飛び出しましたので収穫がありましたね。
次回は関西馬を一気にレビューして最終となりますので最後までお付き合いください(*゚▽゚*)
ご愛読ありがとうございました😊