皆さんおはようございます!
ハム太郎です🐹
2/15(月)に2743 ピクセルカンパニーズの2020年度第4四半期決算発表がありました!
2/12(金)発表予定から週明けにスライドになりヤキモキされた方もいたのではないでしょうか?😏
私はピクセルホルダーになって3年近く経ちますので決算後の値動きには耐性がついてきたような気がします笑
特に今回は初めから通期赤字確定と思っていましたので決算内容に一喜一憂することはありませんでした(°▽°)
昨年は相当数字にこだわっていましたが今年はコロナ禍もありましたので業績は悪いのは当然だと思っています。重要なのはそのような状況下でできる限りの最善を尽くしているかだと思いますのでその部分を汲み取りながら決算発表内容を見ていきたいと思います💡
↓↓ピクセル決算説明動画はこちら↓↓
↓↓2020年度第3Q決算はこちら↓↓
ピクセルカンパニーズ2020年度第4四半期決算発表
セグメント内容
⑴システムイノベーション事業
①事業概要
金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。
システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。
インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。
②業績
⚫︎2019年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:267百万→507百万→676百万→841百万
営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万
営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%
⚫︎2020年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:148百万→279百万→443百万→550百万
営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万
営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%
③展望
システムイノベーション事業は最後まで伸び悩みましたね。第1Qの売上高は前年の約55%の進捗率で、第4Qには約65%まで引き上げたものの低水準は変わりません。決算説明資料に書いてあるようにコロナ禍による受託先の経営状況悪化や環境の変化(テレワークの増加)が大きく響きました。
下期には営業所の閉鎖や集約に取り組みコスト削減にも踏み込んでいますので「この状況を打破しよう」という姿勢は見受けられますが2021年度もコロナが収まるまでは苦戦を強いられそうです。
また、前回までは記載のあったデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術を用いた技術革新)については特段言及無しですので方向転換したと判断して良いでしょう。
残念ですが今はこのコロナ禍を切り抜けるのが第一ですからね!
⑵ディベロップメント事業
①事業概要
太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。
また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。
そのプロジェクトには世界的に有名なヒルトンも参画しており注目度が高い。
太陽光発電所の仕入販売に関係した事業用地の取得実績やその経験を活かして、沖縄(宮古島)の観光需要・雇用機会の創出を目指す。
ピクセルカンパニーズにとってディベロップメント事業はこれからも伸びていく成長事業ではないが、これからも安定的な収益を生み出していく基幹事業であることは間違いない。
②業績
⚫︎2019年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万
営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万
営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%
⚫︎2020年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万
営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万
営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%
③展望
第3Qまでの好調をキープしたまま第4Qでは売上高が前年比+30%を記録しました。
営業利益も前年比+4%と伸長していますが売上高の伸び率と比べると物足りません。
営業利益率も直近2年間で最低ですし、ここまで落ち込んだ理由は気になるところです。
ですが吉田社長は流石経営者ですので社会情勢にあった経営判断をして舵取りをする印象があります。
その証拠にコロナ禍によりビジネスモデルを海外向けから国内向けにシフトチェンジしたり、ワールドスタンダードの脱炭素社会・SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた事業として営農型太陽光発電プロジェクトに取り組んでいます。
2020年度は種まきをしたと考え2021年度に花を咲かせて欲しいですね。
⑶エンターテインメント事業
①事業概要
カジノゲーミングマシンやそれに付随するプラットフォームの販売や企画、製造受託を行っている。2019年6月末には、(株)バンダイナムコとの共同プロジェクトで実現した『TEKKEN(TM) VIDEO SLOT』が公的認証機関(DICJ)の承認を受けてマカオのホテルでの実検証を進めている。
また、全セグメントの中で日本版IRへの参入に最も注力しており、現在九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)にコンソーシアム『ONE KYUSHU』として申請中である。
②業績
⚫︎2019年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:178百万→178百万→270百万→348百万
営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万
営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%
⚫︎2020年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:27百万→63百万→63百万→63百万
営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万
営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%
③展望
エンターテインメント事業は本当に厳しかったですね。営業活動のメインが海外ということでコロナ禍による渡航制限の影響をモロに受けた状況です。
今は九州・長崎IR一本に絞って取り組んでいますが、3セグメント内のディベロップメント事業のように、エンターテインメント事業内での「安定した収入源の確立」をしてもらいたいです。
そうすれば原資を確保した状態で新たな投資を積極的にできますし、株主にとっても安心感が増えますので良いことづくしです。
ここから半年はIR一色になるのは間違いなく、3月に第一次審査発表、8月に長崎IRの事業者決定とかなりのスピード感で進みます。
事業者に選ばれるために3年以上前から準備を進めて来たのですから、是非とも選ばれてほしいと思います。
連結実績
⚫︎2019年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万
営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万
当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万
⚫︎2020年
第1Q→第2Q→第3Q→第4Q
売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万
営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万
当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万
総括
『仕方ない』という言葉で片付けてはいけないと思いますが2020年度は情勢が情勢でしたのでどうにもできない結果だと思います。
数字としては2年前に元通りに見えますが、ディベロップメント事業は確実に成長していますし、九州・長崎IRへの参画に向けても着々と歩を進めています。ONE KYUSHUがIR事業者に選ばれれば、例えピクセルカンパニーズに入るお金は少なかったとしても日本の一大事業である『日本初のIR施設』の設立・運営に携わったという社会的な影響力は計り知れません。この実績があればこれから様々な事業展開をする上で円滑に進むと思いますし、第二弾の日本版IRの際にもノウハウを活かせると思います。
ピクセルカンパニーズに投資するのはハッキリ言って"賭け"ですが15,000円を投資して、夢を見れるなら安いもんだと思います!
この夢は決して叶わない夢ではなく、2,3歩先まで近づいてる夢なのですから。
ピクセルカンパニーズと出会って
"目を輝かせて夢を追いかける人"
を応援するのって良いなって感じてます。
株式投資って本来は稼ぐのが目的だしゴールだと思いますが、こういう感情的な部分への投資もありなんじゃないかなって思います。
今は周りの人にピクセルカンパニーズに投資してるって胸を張って言える自信はありませんが、
いつかはそう言えるように引き続き応援していきたいと思います。
最後に
コロナ禍の中ピクセルカンパニーズの社員の皆様におかれましては事業継続のためご尽力いただきありがとうございました!
そしてお疲れ様でした🙇♂️
吉田社長はここからが正念場だと思いますが、長崎がそして日本が誇れるIR施設を提案できるよう精一杯プレゼンを頑張って下さい💪
株主総会で元気な姿でお会いできるのを楽しみにしてます😌
長文ご愛読ありがとうございました😊