(※azzurri様のご厚意でご提供いただいた写真です)
皆さんこんばんは。
ハム太郎です🐹
昨日愛馬ティレニアの未勝利戦(第9戦)が行われました。
結果は健闘虚しく6着。
優先出走権も逃しましたのでその日のキャロットクラブ公式サイトで「引退」が発表されました。
レースは絶好の内枠を引いていましたが、スタートから行き足が良くなく、後方3,4番手を追走する苦しい展開に。
4コーナー過ぎて徐々に順位を上げていきましたが、あの位置から届く訳もなく6着入線。
レースを見た印象は6月から2ヶ月間で4戦使い込まれた結果、最後は力が残されていなかったように感じました。
この追い込まれた状況で適正距離も定まらない中、レースを走らないといけないというティレニアの心情を考えると非常に辛いです。
小柄な仔だったので相当こたえたと思います。
新馬戦でアタマ差2着になった時には、まさか未勝利で引退を迎えるとは思っても見ませんでした。
新馬戦で大穴馬に負けて「運がなかった」と言われていますが、3着馬ともハナ差でしたので「運良く2着に入った」と感じています。
新馬戦でティレニアより下位入線した内4頭が未勝利勝ちを果たしており、決してレベルの低いレースではありませんでした。
その中で2着に好走出来たのはティレニアの実力はもちろん、運が良かったのだと思います。
ティレニアは自身2頭目の1口馬主出資馬でしたが1頭目のネオフレグランスとはタイプも戦歴も違いました。
ネオフレグランスは末脚一閃で"勝つか負けるか"という両極端な走りが持ち味(魅力)の馬でしたが、ティレニアは"しぶとく脚を伸ばして好走する"タイプでした。
その証拠に9戦走って0-2-2-5、着外に破れた5回中2回は掲示板内を死守しています。
非常に馬主孝行なティレニアでしたが、ネオフレグランスのようなパンチ力を持ち合わせていなかったのが惜しかったですね(;´д`)
1回でも勝てていればこれからの競走馬人生も変わっていたのではないかと思います。
ですが、
これが競走馬の宿命です。
1口馬主になって初めての出資馬で勝利を挙げたことで、感覚が狂っていましたが勝ち上がり率40%の世界です。
競走馬として無事デビューが出来たこと、そして怪我なく競走馬人生を終えられたことに感謝しなくてはならないと思います。
連戦続きでキツかっただろうに、よくティレニアは頑張ってくれました(´;Д;`)
今日は彼女の労をねぎらい、彼女が懸命に走ってくれたレース1戦1戦を胸に刻んで筆を置くことにします。
ティレニア、本当にお疲れ様でした。
そして夢を見させてくれてありがとう(^o^)
これからも元気でね。