皆さんおはようございます!
ハム太郎です🐹
すっかり年の瀬で今週で仕事納めの方も多いのではないでしょうか?
私は来週の月曜日が仕事納めですのでもうひと頑張りといったところですが今年は暦が良く例年よりも長く休めそうですので何とか頑張れそうです笑
さて、今回は久しぶりに株関係の記事を書こうと思います。
昨年も少し触れましたが、もうじき訪れる大納会そして大発会について書いていきたいと思います^o^
大納会と大発会
⑴大納会・大発会とは
日本の証券取所において1年で最後に株式売買が取引される日を大納会、最初に取引される日を大発会と言います。
大納会から大発会までは1週間以上期間が空くことから、休場中のリスクヘッジの為に多くの銘柄が大納会前に売られる傾向があります。
因みに2019年の大納会は12月30日(月)で2020年の大発会は1月6日(月)です。
⑵大納会・大発会の値動き
上述の通り一般的に大納会で売られ、大発会で買われることが多いので大発会で値を上げることが多いとされていますが実際に直近10年の値動きを見てみましょう。
大納会➡︎大発会 ※終値
2018年20,014円➡︎2019年19,561円
2017年22,764円➡︎2018年23,506円
2016年19,114円➡︎2017年19,594円
2015年19,033円➡︎2016年18,450円
2014年17,450円➡︎2015年17,408円
2013年16,291円➡︎2014年15,908円
2012年10,395円➡︎2013年10,688円
2011年8,455円➡︎2012年8,560円
2010年10,228円➡︎2011年10,398円
2009年10,546円➡︎2010年10,654円
有名なアノマリーですが、過去10年で値上がりは6回、値下がりは4回ですので一概には言えそうにないですよね笑
思ったより値上がりしてなくてちょっと残念でしたが、業種によってはこのアノマリーが顕著に出ている分野があるかもしれませんのでもう少し深掘りしてみたいと思います。
⑶注目業種
東京証券取引所でカテゴライズされている業種は現在33もあるのですが、その中で大納会の終値から大発会の初値(都合により初値で算出しました汗)にかけて値上がりした回数が多い業種を調べました。
日経平均株価が6年/10年が値上がりでしたので大抵の業種は6,7年/10年でした。
そんな中唯一ある業種だけ8年/10年も大発会で値上がりしている分野がございました!
それは
空運業(0273)
です!
空運業とは読んだ字の如く、航空会社がその多くを占めており売上高順は
1位.9202 ANA(全日本空輸株式会社)
2位.9201 JAL(日本航空株式会社)
3位.9232 株式会社パスコ
となっています。
3位の株式会社パスコは航空測量を行っている会社で、空域の他に陸域、水域そして宇宙にまで測量範囲は及びます。
空間データの計測という普段の生活とはかけ離れた業種ではありますが空運業においてなくてはならない業務内容だと思います!
⑷注目銘柄
注目銘柄は上述の空運業からピックアップしたいと思います。
(空運業に分類されるのは5社しかないようなのですが、、、笑)
その中でもANAは8年/10年、パスコは9年/10年大発会の初値で大納会の終値より値上りしていますので、安定感という意味では期待できそうですね^_^
パスコは業務内容もニッチであまり知られていませんが今後日常生活にも応用できるような技術を持ち合わせている企業だと思いますので大発会以降も注目したいと思います(^_^)
大納会、大発会に関する記事は以上です!
株をホールドしたまま年を越すのはリスクが伴いますがもし銘柄を探しているようでしたら参考にしていただくと嬉しいです😃
ご愛読いただきありがとうございました😊