ハムスターブログ🐹〜ハムハムしながら競馬と株を嗜む〜

ハムスター似の筆者が書くブログです。主に競馬初心者の方に向けて、競馬の楽しみ方や予想方法など書いていきたいと思います。また最近始めた株についても書いていけたらと思います(´∀`*)※ハムスターに関しては記載しません

MENU

株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2021年度第2Q決算発表!〜種蒔きしたものの収穫まで耐えられるか!?〜

f:id:yutaro2050016:20210816224158j:plain

 

皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

今回は3ヶ月に1度の四半期決算記事になります!

2743 ピクセルカンパニーズをここ3年程応援してきましたが今年は本当に苦しい一年になっていますね😅

最大限の力を入れて取り組んでいた長崎lRを落選してから悪い流れが続いてるように感じますが第2Qで好材料はあったのでしょうか?

では早速見ていきましょう💡

 

 

↓↓ピクセル決算説明動画はこちら↓↓

youtu.be

※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となってます

 

 

↓↓2021年度第1Q決算はこちら↓

www.hamutaro-blog.com

 


 

ピクセルカンパニーズ2021年度第2四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度は特化型エンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

ただ、今年は約20名の新人エンジニアを採用していることからも力の入れようは伺えるが先行投資となり、人件費の増加は避けられない。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万→550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→?→?

営業利益:46百万→4百万→?→?

営業利益率:20.3%→1.3%→?→?

 

③展望

昨年とは打って変わって一番動きがあって面白いのがこのシステムイノベーション事業です。

この事業の柱であるインハウス型の受託案件がコロナウイルスの影響で大打撃を受けて思うように売上が伸ばせない中で、3事業中唯一営業利益を計上することができました。第1Qから第2Qの推移を見る限り第3Qでは赤字に転落しそうですがそれでも踏ん張っている方だと感じます。

また、国策でもあるDX(デジタルトランスフォーメーション)においては今後その道の人材不足が顕著になることを見越して20名もの新人エンジニアを採用しました。同社が最もキツい時に「ヒト」にお金をかけ、育成する道を選んだのは驚きですし、ある意味賭けだと思います。ただ、DX人材の人手不足は必ず訪れる問題だと思いますのでこのタイミングで種まきを始めれば数年後に大きなリターンが得られるかもしれません。

現在の40名体制から来年度100名再来年度200名体制と明確な方針も打ち出していますので本腰を入れたと見て良いでしょう。

8月6日にはNFT/ブロックチェーン技術の活用を目的としてXクリエーション株式会社との協業を発表しました。市場ではこのことが材料視され、8/10の昼頃に全市場一位の値上がり率を記録しました!

f:id:yutaro2050016:20210816224329j:plain

↑記念スクショ笑

少なからず注目を集めている訳ですからうまく軌道に乗せてもらいたいですね。

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

そのプロジェクトには世界的に有名なヒルトンも参画しており注目度が高い。

太陽光発電所の仕入販売に関係した事業用地の取得実績やその経験を活かして、沖縄(宮古島)の観光需要・雇用機会の創出を目指す。

ピクセルカンパニーズにとってディベロップメント事業はこれから伸びていく成長事業ではないが、

2050年のカーボンニュートラル世界の実現に向けて必要不可欠な事業であることに違いない。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→?→?

営業利益:▲1百万→▲21百万→?→?

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→?→?

 

③展望

第1Qに続き赤字拡大となりました。

2020年度までは着実に利益を生み出してきた事業だけに非常に苦しいですね。案件の大小や進捗によって売上計上が期ズレしてしまうなど不安定感が否めません。この事業はその他2事業の積極的な投資の為に堅実に稼ぐセグメントでないといけないと思いますので、しっかり安定して稼げるビジネスモデルを確立してもらいたいです。

ただ、この事業においても国を挙げて取り組むと発表があったカーボンニュートラル関係の事業領域ですのでこのチャンスを必ずものにして欲しいです。

太陽光発電施設の販売や設置に関するノウハウは最大の強みだと思いますのでしっかりプロモーションして仕入を増やしていってもらいたいです。

通期黒字、よろしくお願いします。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンやそれに付随するプラットフォームの販売や企画、製造受託を行っている。2019年6月末には、(株)バンダイナムコとの共同プロジェクトで実現した『TEKKEN(TM) VIDEO SLOT』が公的認証機関(DICJ)の承認を受けてマカオのホテルでの実検証を進めている。

2021年3月には当時最も力を入れていた九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に落選してしまったが、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万→63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→?→?

営業利益:▲131百万→▲206百万→?→?

営業利益率:算出不可→算出不可?→?

 

③展望

この事業は今年3月に長崎IRを落選してから心にぽっかり穴が空いてしまった気分です。

ただ、吉田社長は他のエリアでのIR参画もまだ狙っているようですし、それについて何か情報を掴んでいる雰囲気を感じました。

最大の注目は関東エリアで唯一立候補していた横浜が市民の同意を得られない可能性が出てきたという点でしょう。8月22日に横浜市長選がありますが現職でIR推進派の林市長が再選出来なければ一気に風向きが変わるでしょう。

横浜が無くなればどこに作るか?

動画内で東京や千葉というワードが出ていましたが

社長の地元千葉県が日本版IRに名乗りを上げてきたらとても面白い展開になりますね😎

今週末の横浜市長選には注目したいと思います。

また、ようやく(笑)オンラインゲーミング事業への参画について話が出ました。コロナウイルスの終息が不透明ですので出来ればもう一年早く動き出して欲しかった(水面下では動いていたと思いますが)というのが本音ですが、まずは大きな一歩でしょう。

言葉を濁していましたが何かしらの形で参入するのは確実だと思いますのでなるべく早く収益化できるように頑張ってもらいたいですね。

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→?→?

営業利益:▲142百万→▲326百万→?→?

当期純利益:▲602百万→▲777百万→?→?

 

総括

第1Qに計上した宮古島リゾート関係の貸倒損失466百万が重くのしかかっていますがそれ抜きでも赤字拡大ですので厳しいですね。

ただ、システムイノベーション事業におけるDX人材への先行投資、ディベロップメント事業における国策の追い風、エンターテインメント事業における日本版IRへの参画、そしてオンラインゲーミングへのシフトなど、うまく噛み合えば面白いことばかりだと思いますので第3Qでの進捗具合に注目しましょう。

 

 

ピクセルカンパニーズの決算発表まとめは以上になります!

驚くような赤字計上で株価は2桁に、そしてホルダーは離れていき活気が無くなってきましたが、今回の発表は個人的には好感を持っています💡

今回の決算発表後に株価はほぼ下がらず織り込み済みだったことですし、あとは材料が出て少しずつ上昇してもらえればと思います!

 

また3ヶ月後の決算発表を楽しみに待ちたいと思います😌

 

 

 

長文ご愛読ありがとうございました😊