※ご好評につき2021年1月10日時点の情報に更新しました!!
皆さんこんばんは!
ハム太郎です🐹
今回は1口馬主クラブ総比較の2020年verをお届けいたします!
9月に現3歳世代の未勝利引退があり一区切りが付きましたので勝ち上がり率等を再度まとめました😌
今回も超大作となっていますので興味のある部分だけを読み飛ばしていただいた方が良いと思います笑
1口馬主に興味のある方の御助力になれば嬉しいです😆
では参ります!!!
※本記事は一口馬主DBを参照させてもらってます
↓↓↓2019年verはこちら↓↓↓
全22クラブ総特集!! ※2021年1月10日現在
⑴牧場運営型
・クラブ法人自体が牧場を運営しており、牧場所有の牝馬の子に出資できる
・基本的に参加牧場の生産馬に限られる
●社台系
・日本で最も大きい生産牧場を有するクラブ法人
・良血馬が多く、G 1や重賞成績が抜群に良い
・有力馬が多いため、有力厩舎への委託も多く、優秀な騎手への依頼も多い
・人気馬への出資競争率は高い
①社台サラブレッドクラブ
【入会金】33,300円
【月会費】3,300円
【募集数】40口
【1口単価】25万~300万
【所属数(現3歳)】85頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 43.4%
(2016年産現5歳) 55.7%
(2017年産現4歳) 36.0%
【引退代表馬】
ハーツクライ、ネオユニヴァース、ステイゴールド、イスラボニータ
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ステイフーリッシュ、トロワゼトワル
(2016年産現5歳)ヴァンドギャルド、ラストドラフト
(2017年産現4歳)マジックキャッスル、バーナードループ
【特徴】
サンデーレーシングと並ぶ日本を代表するクラブで毎年クラシック戦線を賑わせている名門クラブ。
過去の出資実績を重視して募集馬抽選を行う為、人気馬への出資はハードルが高い。
【所感】
2000年代前半まではハーツクライやネオユニヴァースなど数多くの名馬を輩出して来たが、近年はしぼみ気味の印象。
2017年にソウルスターリングが桜花賞を制して以来G1馬が排出されておらず、他クラブの勢いに押されている。
現3歳馬はマジックキャッスル、デゼル、リリーピュアハートなどクラシック出走は果たしたもののそれまで。
2018年産から久々のクラシック馬誕生なるか。
②サンデーサラブレッド
【入会金】33,000円
【月会費】3,300円
【募集数】40口
【1口単価】25万~300万
【所属数(現3歳)】82頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 63.6%
(2016年産現5歳) 53.3%
(2017年産現4歳) 61.0%
【引退代表馬】
ジェンティルドンナ、オルフェーブル、ブエナビスタ、ドゥラメンテ、ラッキーライラック、フィエールマン
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ステルヴィオ、タイムフライヤー
(2016年産現5歳)クロノジェネシス、グランアレグリア
(2017年産現4歳)ヴェルトライゼンデ、ルフトシュトローム
【特徴】
日本を代表するクラブで国内外の良血種牡馬産駒が多い。
社台サラブレッドと同様に人気馬への出資はハードルが非常に高い。
【所感】
社台サラブレッドと共に日本競馬界を牽引してきたが、近年は同じ社台系のキャロットCやシルクHCに押され気味である。しかし、2019年はG1レースを5勝もしており勢いを盛り返しつつある。
加えて、2020年はラッキーライラック、フィエールマン、グランアレグリア、クロノジェネシスがG1勝ちを収めており、2020年はサンデーRが席巻していると言える。
今年は牡馬牝馬共に無敗の3冠馬が誕生し、サンデーにとっては歯痒い思いをしたと思うが暮れの朝日杯FSでグレナディアガーズが2歳G1を制覇し、2021年のクラシックに期待が集まる。
③G 1サラブレッドクラブ
【入会金】33,000円
【月会費】1,650円
【募集数】40口
【1口単価】30万~250万
【所属数(現3歳)】59頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 47.7%
(2016年産現5歳) 34.1%
(2017年産現4歳) 30.6%
【引退代表馬】
サングレーザー、ルヴァンスレーヴ、ジュールポレール
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ウラヌスチャーム、デクレアラー
(2016年産現5歳)シフルマン、フィルストバーン
(2017年産現4歳)アンティシペイト、セウラサーリ
【特徴】
社台系グループであり、サンデーレーシング・社台サラブレッドクラブ系列の第3のクラブ。
会費が安いのも特徴。
【所感】
2010年に創設された比較的若いクラブで、現6歳世代が黄金世代と呼ぶにふさわしく、マイルCS勝ち馬ペルシアンナイトやG2 2着3回のサングレーザーなど粒揃いである。
現5歳世代には2018年にダート王者に昇り詰めたルヴァンスレーヴがいたが2020年の帝王賞を最後に引退を発表し、クラブ全体の勢いに陰りが見え始めた印象。
現2歳世代で再起をかける。
④キャロットクラブ
【入会金】22,000円
【月会費】3,300円
【募集数】400口(地方は100口)
【1口単価】3万~30万
【所属数(現3歳)】82頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 55.7%
(2016年産現5歳) 60.8%
(2017年産現4歳) 62.0%
【引退代表馬】
リスグラシュー、レイデオロ、エピファネイア、リアルインパクト、ステファノス
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)メールドグラース、センテリュオ
(2016年産現5歳)サートゥルナーリア、クリソベリル
(2017年産現4歳)レシステンシア、レイパパレ
【特徴】
社台グループと提携するクラブで良血馬が多く集まる。
近年会員数増加しており、人気馬への出資ハードルが高くなっている。
母馬優先枠や最優先希望枠など他のクラブにはない抽選方法を採用している。
地方馬への出資募集も毎年行っており(100口)、地方重賞制覇を狙って出資するのも面白い。
【所感】
私が会員になっているのがこのキャロットCである。400口クラブの中では非常に優秀な成績を残しており、毎年クラシック戦線で優勝争いをする馬を輩出している。
出資方法も魅力で新規会員でも抽選で人気馬に出資できることもあるため、初心者の方に是非オススメしたいクラブである。
特に牝系の血筋が素晴らしく、
ティソーナ・レイデオロ・レイエンダを生んだラドラーダ
エピファネイア・リオンディーズ・サートゥルナーリアを生んだシーザリオ
トゥザグローリー・トゥザワールド・トゥザクラウンを生んだトゥザヴィクトリー
シンハライト・リラヴァティ・ミリッサを生んだシンハリーズ
クリソライト・マリアライト・クリソベリルを生んだクリソプレーズ
など、挙げたらきりがないほどだ。
キャロットCに入会したら是非キャロットならではの牝系馬に出資してもらいたい。
現3歳馬ではレシステンシアがG1 1勝2着2回と好成績を残していることから今後スプリントG1での活躍が期待される。
古馬では現4歳世代が2014年産(リスグラシュー・レイデオロ)以来の当たり年で、サートゥルナーリアとクリソベリルの活躍から目が離せない。
⑤シルクホースクラブ
https://www.silkhorseclub.jp/system/xb/silk_home.manage.Top
【入会金】11,000円
【月会費】3,300円
【募集数】500口
【1口単価】2.4万~30万
【所属数(現3歳)】82頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 59.5%
(2016年産現5歳) 51.4%
(2017年産現4歳) 55.1%
【引退代表馬】
アーモンドアイ、シルクフェイマス、シルクジャスティス、ラストインパクト
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ブラストワンピース、インディチャンプ、グローリーヴェイズ
(2016年産現5歳)ディアンドル、ヒンドゥタイムズ
(2017年産現4歳)サリオス、ラウダシオン
【特徴】
300口は出資実績、200口は完全抽選を行うため実績のない新規入会者には厳しい。
2011年にノーザンFと提携したことで募集馬の質が飛躍的に向上している。
【所感】
シルクHCの快進撃は2015年産の黄金世代から始まった。
歴代最多G1勝利9勝を果たしたアーモンドアイ、有馬記念勝ち馬ブラストワンピース、2019年最優秀マイル王インディチャンプ、香港ヴァーズ勝ち馬グローリーヴェイズ、重賞2勝馬ダイアトニック、重賞3勝・ヴィクトリアマイル2着プリモシーンなど同世代に重賞勝ち馬が6頭、G1馬を4頭も擁している。
現3歳世代もサリオスとラウダシオンの2頭のG1馬を輩出しており、毎年クラシック獲りを狙える馬が出ている。
最近はキャロットC以上に人気が集中しており、希望の馬に出資することが困難になっているが、入会金は11,000円と比較的安いのでキャロットCと同じく初心者にオススメのクラブである。
⑥グリーンファーム愛馬会
【入会金】19,800円
【月会費】3,300円
【募集数】200口(地方は50口)
【1口単価】4万~15万
【所属数(現3歳)】19頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 40.0%
(2016年産現5歳) 29.4%
(2017年産現4歳) 50.0%
【引退代表馬】
ゴールドマウンテン、マキシマムドパリ、セレクトグリーン
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)シネマソングス
(2016年産現5歳)サムシングジャスト
(2017年産現4歳)グランマリアージュ
【特徴】
2000年産前後から社台系の馬が導入され始めており、年間勝利数も上昇中。
募集等数は毎年20頭前後だが募集価格が安い割に勝ち上がり率は高い。
月刊誌はあるものの中身はモノクロで他クラブと比べると見劣りする。
【所感】
1990年代後半に多くの活躍馬を輩出しており、獲得賞金1億越えの馬のほとんどがその時期に活躍した馬である。
近年では愛知杯とマーメイドS勝ち馬のマキシマムドパリが記憶に新しいが、それ以降はめっきり重賞戦線から離れている。
現役馬最上位はアイルランドT 3着馬のサムシングジャスト。
入会金、月会費、1口単価の割に活躍馬が出ていないため初心者にはあまりオススメできない。
●複数牧場系
複数の牧場から出資馬が構成されている。
様々な種牡馬に出資が可能。
社台系に比べ出資競争は激しくなく、概ね希望通りの出資ができる。
⑦ユニオンオーナーズクラブ
【入会金】22,000円
【月会費】3,300円
【募集数】200口or500口
【1口単価】3万~15万
【所属数(現3歳)】40頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 42.4%
(2016年産現5歳) 26.2%
(2017年産現4歳) 19.5%
【引退代表馬】
サンビスタ、エポカドーロ、マンハッタンスカイ
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)カポラヴォーロ
(2016年産現5歳)ラプタス
(2017年産現4歳)ビターエンダー
【特徴】
日高地方を拠点とする牧場が集まって運営しているクラブ法人で牧場系クラブの老舗。
リーズナブルな価格でバラエティーに富んだ種牡馬や牝系に出資できるのも魅力。
【所感】
2018年にエポカドーロが皐月賞を制覇し、サンビスタ以来のG1勝利をユニオンOCにもたらした。現4歳世代にはダート戦線で活躍するラプタス・ゴルトマイスター、現3歳世代には菊花賞出走を果たしたビターエンダーなどがおり今後の活躍に期待できるクラブかもしれない。
⑧ターファイトクラブ
【入会金】10,000円
【月会費】3,300円
【募集数】100口 or 200口 or 400口 or 1,000口
【1口単価】3万~9万
【所属数(現3歳)】21頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 22.2%
(2016年産現5歳) 43.8%
(2017年産現4歳) 27.8%
【引退代表馬】
サイレンスボーイ、インカンテーション、ファンディーナ
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)カッパツハッチ
(2016年産現5歳)ストロングライン
(2017年産現4歳)ルガーサント
【特徴】
日高地方を中心に44もの生産農場が集まって運営しているクラブ法人。
他クラブでは見られない特徴として当歳馬・1歳馬・2歳馬と三世代に出資できる制度あり。バラエティ豊かなラインナップで自分好みの出資馬に出会える。
【所感】
長い間ダート界で活躍してきたインカンテーションが引退してから、めっきり活躍馬を見なくなった。一時は牝馬ファンディーナの皐月賞挑戦で盛り上がったが、結果を残せず3歳の若さで引退した。
現役馬では快速馬カッパツハッチがアイビスSDで2着に好走するなど、ファンディーナ以来の重賞勝ちへの期待も集まっている。
⑨ローレルクラブ
【入会金】11,000円
【月会費】3,300円
【募集数】200~500口
【1口単価】3.5万~9万
【所属数(現3歳)】10頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 30.8%
(2016年産現5歳) 15.4%
(2017年産現4歳) 13.3%
【引退代表馬】
ローレルゲレイロ、カネツフルーヴ、カネツクロス
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ダンケシェーン
(2016年産現5歳)ブルーコラール
(2017年産現4歳)アメージングサン
【特徴】
冠名ローレルで有名。
新冠(にいかっぷ)地方の牧場を中心とするクラブ法人。
青森県にあるワールドファームと提携しており、本州産馬に出資も行える。
産地直送価格で出資できるのも魅力の一つ。
【所感】
2009年高松宮記念、スプリンターズS勝ち馬のローレルゲレイロを最後に際立った活躍馬が途絶えてしまっている。勝ち上がり率も低迷しており、突破口は見出しづらい。
1口単価・月会費共にそこまで安いわけではないので初心者にはオススメしづらいクラブである。
●単独、少数牧場運営系
基本的に各母体牧場の成績や経営方針がストレートに反映される。
⑩ノルマンディーオーナーズクラブ
【入会金】11,000円
【月会費】1,100円
【募集数】40口or400口
【1口単価】2.1万~60万
【所属数(現3歳)】47頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 30.2%
(2016年産現5歳) 44.2%
(2017年産現4歳) 34.1%
【引退代表馬】
ディバインコード、ブラゾンドゥリス
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ギガバッケン
(2016年産現5歳)マリアズハート
(2017年産現4歳)デアリングタクト
【特徴】
岡田スタッドグループが運営しているクラブ法人で2011年に設立した比較的新しいクラブ。
募集価格は3,000万程度まで、会費が安いのも特徴。
競馬初心者向けにスターズファンドという10000口出資も扱っており、年会費7000円で3頭に出資できる手軽さが魅力だ。
【所感】
1口馬主に興味があるが、お金をそんなに掛けたくないという人にオススメしたいのがノルマンディーOCである。
ポイントは月会費の安さだ。一般的に月会費の相場は3,300円程度であるが、ノルマンディーOCはその3分の1の1,100円である。
入会費も11,000円なので、1口馬主を始めるにはちょうど良いクラブだと思う。
セカンドクラブとしても丁度良い。
以前ならここまでの評価であったが、無敗の牝馬3冠馬デアリングタクトが誕生したことでノルマンディーの人気が激化している。
ただ、デアリングタクトの活躍は非常に稀なケースだと考えるため他の出資馬に同じ期待を向けるのは荷が重いだろう。
⑪ロードサラブレッドオーナーズ
【入会金】11,000円
【月会費】2,750円
【募集数】500口
【1口単価】1.5万~12万
【所属数(現3歳)】32頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 63.3%
(2016年産現5歳) 51.5%
(2017年産現4歳) 37.5%
【引退代表馬】
ロードカナロア、レディパステル
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ロードゴラッソ
(2016年産現5歳)ロードマイウェイ
(2017年産現4歳)ロードベイリーフ
【特徴】
冠名ロードで有名。
ケイアイファームで生産・育成された馬が中心。
育成より血統に力を入れており、魅力的な繁殖牝馬を国内外より積極的に取り入れている。トレーニング施設も拡充しておりポリトラック、ダート馬場、ウォーキングマシンに加えてトレッドミルも新規導入している。
【所感】
ロードカナロアを輩出したことで認知度が急上昇したが、現役馬にもスワンS勝ち馬でNHKマイル 2着のロードクエストやシリウスS勝ち馬のロードゴラッソ、5連勝でチャレンジCを制覇したロードマイウェイなどが所属している。
活躍馬もさる事ながら注目すべきはその勝ち上がり率であり、現5歳世代は勝ち上がり率63.3%を誇る。
ロードカナロア産駒の初年度が大当たりしてこれだけの結果を残すことができたのだろう。
今後もロードカナロアを中心に高品質の馬が輩出されてくるだろう。
⑫大樹レーシングクラブ
【入会金】10,000円
【月会費】2,750円
【募集数】400口
【1口単価】2万~5.75万
【所属数(現3歳)】9頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 57.1%
(2016年産現5歳) 10.0%
(2017年産現4歳) 40.0%
【引退代表馬】
タイキシャトル、タイキブリザード、アンコイルド
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)タイキフェルヴール
(2016年産現5歳)ラブインブルーム
(2017年産現4歳)タイキラッシュ
【特徴】
冠名タイキで有名。
外国産馬を中心に活躍馬を輩出。
【所感】
1990年代に多くの活躍馬を輩出したクラブで冠名"タイキ"は競馬ファンなら誰もが聞いたことがあるだろう。代表馬はスプリンターズS、マイルCSなどG1 4勝を果たしたタイキシャトルを筆頭に安田記念を制覇したタイキブリザードなどがいる。
しかし、近年は下降傾向が止まらず保有数も現2歳世代も9頭しかいない。
現3歳世代は10頭中4頭が勝ち上がりを決めており、現2歳世代にも活躍が期待される。
⑬ワラウカド
【入会金】11,000円
【月会費】2,200円
【募集数】500口
【1口単価】2.4万~18万
【所属数(現3歳)】7頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 33.3%
(2016年産現5歳) 33.3%
(2017年産現4歳) 50.0%
【引退代表馬】
ディープインラヴ
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)該当無し
(2016年産現5歳)ルヴォルグ
(2017年産現4歳)セルフィー
【特徴】
ダービー馬ディープブリランテやG1馬クラリティスカイなどを生産したパカパカファームを母体とする2017年創業の新規クラブ。
初年度から良血馬の募集があり話題となった。
所属厩舎も名門ばかりでクラシックも狙える要素は揃っている。
【所感】
創業2年目だが、東京スポーツ杯2歳Sにルヴォルグを送り出すなど初の重賞出走馬を輩出した。そのレースでは力を発揮できなかったが皐月賞2着のヴェロックスを抑えて1番人気に支持されていたことからも期待の高さが現れている。
現3歳馬ではゼノヴァースがダート替りで覚醒の一端を見せ、セルフィーが連勝で3勝目を挙げた。2歳世代も少数精鋭でクラシック制覇を目指す。
⑵バイヤー型
セリによって購入された馬が集まるクラブ法人。
特定の牝系や種牡馬に限定されることなく、バラエティ豊か。
バイヤーを仲介しているため、手数料等で募集価格が高騰傾向にある。
選定段階でふるいがかけられるため馬の質が高い。
⑭東京サラブレッドクラブ
https://www.tokyo-tc.com/top.html
【入会金】11,000円
【月会費】3,080円
【募集数】400口
【1口単価】3万~20万
【所属数(現3歳)】37頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 59.4%
(2016年産現5歳) 54.8%
(2017年産現4歳) 40.0%
【引退代表馬】
レッドファルクス、レッドディザイア、レッドリヴェール
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)レッドヴェイロン、レッドガラン
(2016年産現5歳)レッドルゼル、レッドジェニアル
(2017年産現4歳)レッドライデン、レッドルレーヴ
【特徴】
冠名レッドで有名。
ノーザンファーム、社台ファーム生産馬を募集しており、複数勝利馬を多く輩出している。
キャロットと同様に母馬優先制度を導入している点は魅力である。
「走る馬を提供するのが最大のサービスである」というクラブ方針のため、動画更新が少なく、会報は無いのがサービス面で他クラブに劣る。
【所感】
レッド軍団のドン、レッドファルクスが昨年引退し勢いが低迷しつつあるが、毎年クラシック戦線へ1.2頭送り出している優秀なクラブ。
最後にクラシック制覇を果たしたのは2009年秋華賞を制したレッドディザイアなので、約10年間は栄冠から遠ざかっている。
しかし、現役馬にはCBC賞勝ち馬のレッドアンシェル(牡7)や京都新聞杯勝ち馬のレッドジェニアル(牡5)がおり、1世代にオープン馬を複数輩出しているため十分楽しめるクラブだと思う。2021年は2戦連続でレコード勝ちを果たし朝日杯FSで3着に好走したレッドベルオーブのクラシック制覇に期待が集まる。
⑮友駿ホースクラブ愛馬会
【入会金】10,000円
【月会費】3,740円
【募集数】500口
【1口単価】1.6万~3.6万
【所属数(現3歳)】10頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 16.7%
(2016年産現5歳) 33.3%
(2017年産現4歳) 18.2%
【引退代表馬】
タップダンスシチー、エスポワールシチー
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ドラグーンシチー
(2016年産現5歳)ブリッツェンシチー
(2017年産現4歳)ペルセウスシチー
【特徴】
冠名シチーで有名。
日本で初めてできた一口クラブ法人。
会員特典も多くあり、友駿オリジナルクオカード・初優勝記念クオカード・愛馬命名権・口取り・重賞優勝記念プレゼントに加えて、毎月の会報・メルマガ配信なども行っている。
クラブのイベントも多く入会後も楽しめる。
【所感】
500口クラブのため1口単価が安く、そこまで負担なく1口馬主をスタートできる印象。
募集金額は低額ながら、過去にはジャパンカップと宝塚記念を制したタップダンスシチーやジャパンカップダートとフェブラリーステークスを制したエスポワールシチーなどを輩出した。
エスポワールシチーに関しては生涯獲得賞金10億円越えで回収率は歴代全クラブ馬の中で単独の1位(8,527%)を誇っており、今後この記録を破る馬は現れないと言われている。
友駿ホースクラブで第2のエスポワールシチーに夢を馳せるのも1口馬主の醍醐味かもしれない。
⑯サラブレッドクラブライオン
【入会金】21,000円
【月会費】3,150円
【募集数】400口 or 1000口 or 5000口
【1口単価】1.7万~9.5万
【所属数(現3歳)】25頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 26.7%
(2016年産現5歳) 20.0%
(2017年産現4歳) 33.3%
【引退代表馬】
ドリームバレンチノ、ドリームパスポート、トップコマンダー
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)レジーナファースト
(2016年産現5歳)ユニコーンライオン
(2017年産現4歳)トリッチトラッチ
【特徴】
セゾンレースホースから社名変更したクラブ。
以前は牡馬の冠名は「ドリーム」、牝馬は「サマー」であった。
【所感】
1.5億円を超える超高額馬から600万円程度の比較的安価な馬まで幅広く取り揃えているクラブであり、以前は冠名"ドリーム"で有名であった。2005〜2010年には高松宮記念2着のドリームバレンチノ、ジャパンカップ2着のドリームパスポートが活躍したが近年は重賞で活躍する馬は輩出できておらず、2016年にレヴァンテライオンが函館2歳Sを制したのが最後となっている。
超高額馬が軒並み不発のため出資する馬選びは慎重にするべきだろう。
⑰広尾サラブレッド倶楽部
【入会金】0円
【月会費】3,300円
【募集数】1,000~2,000口
【1口単価】0.3万~2.0万
【所属数(現3歳)】17頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 11.1%
(2016年産現5歳) 42.9%
(2017年産現4歳) 40.0%
【引退代表馬】
ブリッツェン、オフィサー
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)該当無し
(2016年産現5歳)グランソヴァール
(2017年産現4歳)パラスアテナ
【特徴】
2007年にリニューアル。
様々なキャンペーンやイベントをやっていて親しみやすい。
1,000口~2,000口募集など出資ハードルが極めて低い。
【所感】
入会金"0円"という他のクラブでは中々見れない特徴があるクラブ。1口単価も0.3万円〜2.0万円と非常にお手頃で、初めて1口馬主になる人にとっては低リスクで始められて良いかもしれない。
セカンドクラブの位置づけが強いが、現3歳馬には紫苑S 2着、秋華賞4着のパラスアテナがおりクラシックも狙えることを証明した。
現3歳馬のカイザーノヴァ、バスラットレオンにはクラシックでの活躍に期待が集まる。
⑱YGGオーナーズクラブ
【入会金】0円
【月会費】3,300円
【募集数】1,000口
【1口単価】0.8万〜2.8万
【所属数(現3歳)】11頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 0%
(2016年産現5歳) 12.5%
(2017年産現4歳) 23.5%
【引退代表馬】
ブルーコンコルド、カリブソング
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)該当無し
(2016年産現5歳)スイーツビュッフェ
(2017年産現4歳)ニーズヘッグ
【特徴】
2018年にブルーインベスターズから社名を変更。
体質が強い馬が選ばれることが多く、高いデビュー率を誇っている。
入会金を廃止し、通常の月払いの「ベーシック会員」の他に、年1回払いの「ライト会員」を設けるなど新しい取り組みにも力を入れている。
【所感】
2013年産以降1桁募集が続いており、2015年産(現5歳)は1頭のみの募集と、非常に寂しいラインナップであったが2017年産(現3歳)は募集17頭と2012年産振りの2桁募集となった。
2018年〜ブルーインベスターズ改めYGGオーナーズクラブとして始動しており、現3歳世代の戦績が新クラブの先行きを占う意味で重要になるが勝ち上がり率は23.5%に留まっている。
⑲DMMバヌーシー
【入会金】0円
【月会費】825円/口(上限3,300円)
【募集数】2,000口
【1口単価】0.2万〜4.4万
【所属数(現3歳)】13頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 33.3%
(2016年産現5歳) 46.2%
(2017年産現4歳) 69.2%
【引退代表馬】
キタノコマンドール
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)該当無し
(2016年産現5歳)ラヴズオンリーユー
(2017年産現4歳)エブリワンブラック
【特徴】
2017年デビュー馬から募集が開始。
"感動の共有"を目的として2,000分の1口という低資金で馬主気分を味わえるのが魅力。
創立当初は『入会金・月会費ゼロ・1/10000口』という入会障壁の低さが魅力だったが、2019年より月会費の発生、口数変更など方針変更が相次いでいる。
1口馬主クラブの中では飛び抜けてコンテンツが充実していて、近況動画・写真の更新が頻繁に行われるなど、会員の充実度は高い。
【所感】
デビュー初年度からクラシック戦へ有力馬を送り込んでおり、流石超高額馬を取り揃えているだけあるという印象。
現4歳馬にはドバイターフを制したリアルスティールの全妹ラヴズオンリーユーがオークスを制覇し、早くもクラブ初のG1制覇を果たした。
現3歳馬にも"超"がつくほどの良血馬がゴロゴロいるためクラシックへの出走も夢ではないだろう。
低額コストで夢の超良血馬へ出資することも可能な為、DMMバヌーシーで数頭保有するのは大ありだと思う。
⑳京都サラブレッドクラブ
https://kyoto-tc.jp/club/index
【入会金】0円
【月会費】3,300円
【募集数】40口 or 2000口
【1口単価】0.7万~100万
【所属数(現3歳)】12頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 該当無し
(2016年産現5歳) 12.5%
(2017年産現4歳) 22.2%
【引退代表馬】
ラシェーラ
【現役代表馬】
(2015年産現5歳)該当無し
(2016年産現4歳)該当無し
(2017年産現3歳)ロックオンエイム
【特徴】
2017年12月に募集を開始した。
ハナズゴールの馬主であるマイケル・タバート氏が立ち上げた一口馬主クラブ。
2020年にニューワールドレーシングから京都サラブレッドクラブにリニューアルし、
馬代金無料特典、月額会費50%還元などのキャンペーンはあるものの、
充実したクラブコンテンツが魅力であったが不透明になったイメージ。
【所感】
毎日の情報発信や浦河町生産馬を積極的に仕入れるなど他クラブと一線を画す点が魅力であったが、諸事情により京都サラブレッドクラブに名前を変えて再出発をした。
コンテンツが改悪したことから出資者を満足されるには実績を挙げるしかないと思うが、現3歳世代の勝ち上がり率は22.2%と奮わない。
新規クラブの難しさが露呈した結果だと感じる。
⑶折衷型
牧場型・バイヤー型の中間のクラブ。
生産馬も購入馬も偏ることなく募集がある。
育成方針が一貫していて、早期デビュー率が高い。
㉑ラフィアンターフマンクラブ
【入会金】20,000円
【月会費】3,000円
【募集数】50口 or 100口
【1口単価】8万~90万
【所属数(現3歳)】64頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 21.5%
(2016年産現5歳) 31.3%
(2017年産現4歳) 34.2%
【引退代表馬】
マイネルキッツ、マイネルラヴ、マイネルラクリマ
【現役代表馬】
(2015年産現5歳)マイネルファンロン
(2016年産現4歳)マイネルサーパス
(2017年産現3歳)マイネルグリット
【特徴】
マイネルの冠名で有名。
値段の安い馬や零細血統の中から活躍馬が出ることもしばしば。
【所感】
近年の勝ち上がり率こそ低迷しているが、5,6年前までは勝ち上がり率40%は維持していた優良クラブ。勝ち上がりさえ出来れば長い競走馬ライフを送れることが多く、現8歳歳にはOP馬マイネルオフィール、現7歳馬にチャレンジC勝ち馬のマイネルハニーなどが現役で走っている。
1勝あげることができれば高回収率に期待できるクラブだろう。
㉒ウインレーシングクラブ
【入会金】20,000円
【月会費】3,000円
【募集数】400口
【1口単価】2万~14.5万
【所属数(現3歳)】37頭
【勝ち上がり率】
(2015年産現6歳) 39.0%
(2016年産現5歳) 25.0%
(2017年産現4歳) 44.1%
【引退代表馬】
ウインブライト、ウインバリアシオン、ウインマーベラス、ウインラディウス
【現役代表馬】
(2015年産現6歳)ウインフォルティス
(2016年産現5歳)ウインレフィナード
(2017年産現4歳)ウインマリリン
【特徴】
冠名ウインで有名。
毎年30~40頭ほどしか募集がなく少数精鋭のクラブ
ラフィアンの傘下。
【所感】
実力はありながらオルフェーブルと同世代となったことでG1制覇を果たせなかったとまで言われたシルバーコレクターウインバリアシオンを輩出したことで有名となった。
近年は募集頭数も増えてきており、打倒社台グループを狙っている印象。
現役馬ではウインブライト(牡6)が香港G1(QE2,香港カップ)を同年度に制覇して、ウインバリアシオンを超えるクラブ代表馬に躍り出た。
現3歳世代ではウインマリリン、ウインマイティーがオークスで2,3着に入るなど際立った戦績を残している。牡馬には皐月賞4着のウインカーネリアン、ニュージーランドT 3着のウイングレイテストなどもおり、黄金世代になりうる。
今後の活躍にも大いに期待したい。
以上になります!
22クラブ全てを比較しましたが、各クラブの特徴や方針などそれぞれ異なっていてまとめていて非常に楽しかったです(^○^)
特に今回は募集価格帯や維持費、勝ち上がり率など1口馬主になる上で核となる部分を重点的にまとめましたので参考にしていただけると幸いです(*゚∀゚*
それでは、最後に私が考える項目別ランキングをお伝えして終わりにしたいと思います( ̄∀ ̄)
☆勝ち上がり率ランキング☆
第1位 DMMバヌーシー
現3歳世代で1位に輝いたのはDMMバヌーシーでした!勝ち上がり率は驚異の69.2%で他クラブを大きく離す結果となりました。
募集頭数も13頭と当初に比べると増えてきましたのでそんな中7割近い勝ち上がりを決めるのは素晴らしいです。ですが複数勝利はまだいませんのでそこは今後に期待する部分です。
第2位 キャロットクラブ
第2位は我らがキャロットクラブでした!
勝ち上がり率は大台の60%を超え62.0%を記録しました!複数勝利率も10月現在で30%に迫る勢いで他クラブを圧倒しています。近年出資ハードルと募集価格が上がってきましたので希望通りに出資は出来ませんが、出資が叶えば一口馬主ライフを謳歌できることでしょう。
第3位 サンデーサラブレッド
第3位は王者サンデーサラブレッドクラブ。
現3歳馬の勝ち上がり率は60%超えの61.0%を記録しました!募集金額も非常に高いですがそれに見合った結果を出してくれている印象ですね。
40口クラブに出資するのは相当な覚悟が要りますのでこの勝ち上がり率は嬉しいです。
勝ち上がりに関しては超高額馬に限らず最低募集額の馬も勝ち上がりを決めていますので評価できます。
☆気軽に1口馬主を始めるなら?ランキング☆
第1位 DMMバヌーシー
2017年デビュー馬から募集を開始した新しいクラブで当初は入会金・維持費無し・1/10000口という超がつくほど気軽に馬主気分を味わえることで注目を集めていましたが、昨年から要項が変わり維持費有り(825円/口)、募集数2,000口に変更になりました。
ですが他クラブと比べると依然参入障壁は低いですので興味のある方は是非出資検討をしてもらえたら良いと思います!
第2位 ノルマンディーオーナーズクラブ
1口馬主になる上で最もお金が掛かるのが月会費であり、一般的なクラブでは3,300円/月ですので年間で39,600円も掛かります。
しかし、ノルマンディーはその3分の1程度の1,100円/月という破格でサービスを提供しており、財布に非常に優しいです。加えて2020年は3冠馬デアリングタクトも輩出しましたので今勢いに乗っているクラブといっても過言ではありません。
クラシックの期待も込めつつ気軽に1口馬主を開始できる点が魅力に感じます。
第3位 ワラウカド
DMMバヌーシーと同じく2017年デビュー馬から募集を開始した新規クラブです。
入会金、月会費、1口単価どれを取っても全クラブの平均を下回っており非常にお得な印象です。
現3歳世代は6頭しかいませんが50%が勝ち上がりを決めていますので活躍にも期待ができるクラブに成長していると思います。
近年注目度が上がっていますので入会するなら今ではないでしょうか。
☆クラシック制覇を狙えるランキング☆
第1位 サンデーサラブレッド
2015年〜2019年の3歳クラシック戦で勝利した頭数を数えると重複無しで、5頭輩出しています。
(2015年 皐月賞・日本ダービー:ドゥラメンテ)
(2017年 皐月賞:アルアイン)
(2018年 菊花賞:フィエールマン)
(2019年 桜花賞:グランアレグリア)
(2019年 秋華賞:クロノジェネシス)
2020年はコントレイルとデアリングタクトがそれぞれクラシックを独占しましたので勝利数に変化はありませんでしたが、古馬戦線ではラッキーライラック、グランアレグリア、クロノジェネシスがG1レースを制覇し、着実に実績を積み上げています!
2021年こそはクラシック制覇を目指して燃えていることでしょう。
第2位 キャロットクラブ
サンデーサラブレッドに次いでクラシック制覇数が多いクラブは同じ社台系のキャロットクラブです。上記と同条件で3頭輩出しています。
(2016年 オークス:シンハライト)
(2017年 日本ダービー:レイデオロ)
(2019年 皐月賞:サートゥルナーリア)
2019年はリスグラシュー、サートゥルナーリア、レシステンシアがG1勝利を達成し勢いに乗っていましたが2020年はG1勝利は無く、好走までに留まっています。2020年もまだG1レースは残っていますので期待を込めて2位にしました。
是非頑張ってもらいたいです!
第3位 シルクホースレーシング
第3位は一昨年牝馬3冠馬アーモンドアイを輩出したシルクホースレーシングです。
2015年以降のクラシック制覇はアーモンドアイのみですが、2020年のNHKマイルではラウダシオンが制覇しています。
注目は何と言ってもアーモンドアイの歴代最多G1勝利8勝への挑戦だと思いますのでイチ競馬ファンとして偉業達成を楽しみにしたいと思います!
☆総合ランキング☆
第1位サンデーサラブレッド
勝ち上がり率とクラシック制覇の期待度を考慮すると断然のトップ評価です。
1口馬主にとって最大の夢であるクラシック制覇を狙えるクラブであることは間違いありません。後は希望の募集馬に出資できるか、それに尽きると思います。
出資実績がモノを言う、言わば実績主義のクラブですのでそもそも希望通りの出資馬への出資自体が困難です。
その関門をくぐり抜けさえすればクラシック制覇への第一歩が開けるでしょう。
第2位シルクホースレーシング
アーモンドアイの出現で今一番乗りに乗っているクラブと言っても過言ではないでしょう。
勝ち上がり率も非常に優秀で毎年50%以上をキープしています。
今まではお得感が強い印象のクラブでしたが、一昨年トリプルクラウンを達成し、お得×高実績という非常にコスパの良いクラブへと生まれ変わりました。
現在入会希望者が殺到しているようで、人が集まればそれだけ質の良いサラブレッドも生まれてくるのではないかと思います。
シルクホースレーシングの勢いはまだまだ続きそうです。
第3位キャロットクラブ
シルクホースレーシングに追従を許す形で、第3位に順位を下げました。
クラブ自体はシルクホースレーシングと似たような特徴がありますが、入会金・月会費を比較するとキャロットクラブの方が割高になります。
その分勝ち上がり率やクラシック活躍度で結果を残してシルクホースレーシングに差をつけたいものですが、2020年はまだ思うような結果を残せていません。
キャロット現役総大将のサートゥルナーリアの活躍次第で2位入れ替えもあり得るでしょう!
以上になります!!
2020年verは17,000文字オーバーの超超超大作となりました😤
今回もこれから1口馬主になろうと思っている方、また所属クラブを増やそうと検討している方の検討材料になれば良いと思って書きました(^o^)
それぞれ重視するポイントは異なると思いますので気になるファクターで絞ってもらえたら嬉しいです!
また少し期間が空いたらリライトしてアップグレードしていきたいと思いますので参考にしていただけたらと思います♫
長文ご愛読ありがとうございました😊