ハムスターブログ🐹〜ハムハムしながら競馬と株を嗜む〜

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【遂に完結‼️】株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2022年度第4Q決算発表!〜これからのP社・吉田社長に幸あれ〜

 

皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

遂にこの日が来てしまいました‥‥

 

【完】クセルカンパニーズ決算記事

 

4年間に渡り見守ってきたピクセルカンパニーズから遂に離れることにしました‥‥!!

 

ここ最近は目立った動きもなく、一時期の熱量はどこへやら、といった感じでした。

今回年度末決算の発表があり、良い区切りだと感じましたのでこの記事を最後に決算まとめ記事を完結したいと思います!

 

ご興味がある方は読み進めていただければ幸いです🙇‍♂️

 

↓↓決算説明動画はこちら↓↓

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※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となりました

 

↓↓2022年度第3Q決算はこちら↓↓

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ピクセルカンパニーズ2022年度第4Q決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度はクラウド特化型DX支援を目的としたエンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

2022年4月に57名の新人エンジニアが入社して、来年度以降も積極的な"ヒト"への投資を加速していく。

めており、既に各認定資格の取得も進んでおります。
2021年10月にAWSパートナーネットワーク(APN)の セレクトコンサルティングパートナー、2022年1月にはセールスフォース・ドットコムのSalesforceコンサルティング パートナーの認定を受けたことで今後の展開に期待できる。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万→550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→529百万→645百万

営業利益:46百万→4百万→▲16百万→▲60百万

営業利益率:20.3%→1.3%→▲3.0%→▲9.3%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:175百万→295百万→433百万→548百万

営業利益:48百万→▲5百万→▲36百万→▲68百万

営業利益率:27.4%→▲1.7%→▲8.3%→▲12.4%

 

③展望

システムイノベーション事業は今のピクセルカンパニーズを支える最も重要なセグメントと言えるでしょう。2022年度は新卒採用を積極的に行い先行投資が嵩みました。ただ、比較的早い段階で収益化できる(できて欲しい)と思っていただけにこの結果はとても残念でした。

売上高だけは前年超えを期待しましたが最終的に減収・減益となりました。

この財政状態ですぐの収益化が難しいとなるとかなり厳しいと思いますし、実った果実を刈り取る前に他へ流出することを危惧しています。

2023年度は本当の本当に収益化できないと厳しいです。

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

2021年まではピクセルカンパニーズ社のコア事業だったが、2022年度経営方針では『選択と集中』を掲げ、このディベロップメント事業はノンコア事業として事業縮小が発表された。

再生可能エネルギーへの注目度は年々増しているため、これまで蓄積してきたノウハウの別の形で活かせれば面白いだろう。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→354百万→354百万

営業利益:▲1百万→▲21百万→▲45百万→▲68百万

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→▲12.7%→▲19.2%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:18百万→19百万→23百万→26百万

営業利益:6百万→▲3百万→▲8百万→▲14百万

営業利益率:33.3%→▲15.8%→▲34.8%→▲53.8%

 

③展望

ディベロップメント事業はいわば太陽光発電事業のことですが、ノンコア事業となったこともあり、売上が全く上がっていません。

最近の世論的にも太陽光発電・太陽光パネルにネガティブな印象を持っておりますし、ノンコア事業としたのは懸命な判断だったと思います。

ただ、2年前までは売上高1684百万円、118百万円の営業黒字を出していた事業ですのでこの落ち込み具合はとても残念です。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンの企画・開発・製造・販売、ゲーミングアプリケーションシステムの企画・開発・販売及びe-sports関連のコンサルティングを行っている。海外カジノ施設へのカジノマシン販売については新型コロナウイルスの影響で長らく停滞しており、回復の見通しはたっていない。

2020年〜2021年にかけては一世一代の大プロジェクトとして九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に応募したものの落選となり、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

現在はメタバースリゾート開発プロジェクトとして
メタバース支店『PIXEL Decentraland Branch(仮称)』を2022年3月に開設し、新たな事業展開を模索している。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

直近ではXクリエーション株式会社やTRICOA.CO.LTDと提携を行い、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供準備を進めている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万→63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→0百万

営業利益:▲131百万→▲206百万→▲218百万→▲283百万

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可→算出不可

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→0百万

営業利益:▲14百万→▲19百万→▲22百万→▲25百万

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可算出不可

 

③展望

コロナ禍になってからの3年間、1度も売上計上されることなく時が流れました‥‥

毎クォーター計上されていたのは既存ゲーミングマシンの保守費用とのことです。

日本版IRの選考に落選してからは一気に力が抜けたイメージですね。

それだけ時間をかけて準備をしてきた事業でしたので吉田社長の悔しさたるや、私には想像できません。今後はメタバースにも力を入れていくとは思いますが「絵に描いた餅」にならないと良いですが‥‥

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→897百万→1014百万

営業利益:▲142百万→▲326百万→▲431百万→▲625百万

当期純利益:▲602百万→▲777百万→▲1200百万→▲1440百万

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:194百万→315百万→456百万→574百万

営業利益:▲20百万→▲178百万→▲289百万→▲412百万

当期純利益:▲23百万→▲165百万▲284百万→▲408百万

 

総括

2022年度は減収・赤字縮小でフィニッシュしました。赤字縮小と書いたものの率で見れば悪化をしていますし、明るい話題は全くありませんね。

選択と集中という言葉を言われていますが、システムイノベーション事業へ全振りするしかない状況に陥っているように感じます。

しかも、社運を握っているのは2022年に入社した新入社員たち‥‥

素人目に見てもかなりの大博打だと思いますε-(´∀`; )

大事に育てたエンジニア達が2,3年で外に出てしまったら大損失ですので社長には社員が会社に残りたくなるような環境づくりに励んでもらいたいですね。

 

 

以上でピクセルカンパニーズ決算発表記事は終了となります‼️

 

長い間お付き合いいただき誠にありがとうございました😚

 

毎回決算まとめ記事を書くことで頭の中が整理できて冷静に投資判断ができるようになったと感じています。同じようなことを他の銘柄でもできれば良いのですがそこまでは手が回らずできていません。

ただ、今後は時間があるときに他の銘柄の分析もやれたら楽しそうですね。

今度トライしてみます💪

 

 

今までご愛読いただきありがとうございました😊 

 

 

引き続きハム太郎ブログをどうぞよろしくお願いします!🐹

 

 

株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2022年度第3Q決算発表!〜失意の第3Qとなりました〜

 

皆さんおはようございます!

ハム太郎です🐹

 

今回は

ピクセルカンパニーズ決算記事

を書いていきたいと思います!

正直に話すと‥‥

最近はピクセルカンパニーズについて気にかけていなくて、決算発表日も忘れていました😅

株価も50円前後を行ったり来たりで‥‥うーんといった感じですね(^^;;

 

四半期恒例ですので今回も書いていきますがあまり興味が湧くようなネタがないので筆が進みませんw

駄文になると思いますがご興味あれば読み進めていただければ幸いです。

 

では参りましょう!

 

 

※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となりました

 

↓↓2022年度第2Q決算はこちら↓↓

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ピクセルカンパニーズ2022年度第3四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度はクラウド特化型DX支援を目的としたエンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

2022年4月に57名の新人エンジニアが入社して、来年度以降も積極的な"ヒト"への投資を加速していく。

めており、既に各認定資格の取得も進んでおります。
2021年10月にAWSパートナーネットワーク(APN)の セレクトコンサルティングパートナー、2022年1月にはセールスフォース・ドットコムのSalesforceコンサルティング パートナーの認定を受けたことで今後の展開に期待できる。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→529百万→645百万

営業利益:46百万→4百万→▲16百万→▲60百万

営業利益率:20.3%→1.3%→▲3.0%→▲9.3%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:175百万→295百万→433百万→?

営業利益:48百万→▲5百万→▲36百万→?

営業利益率:27.4%→▲1.7%→▲8.3%→?

 

③展望

第2Qでは22卒入社(57名)の採用活動費や人件費が計上されたものの、5百万円の営業損失に留めました。第3Qは稼働率も上がり、黒字に期待していましたがそう甘くはありませんでしたね。

売上高も前年対比81.9%ですし結果に結びつくのはまだ先になりそうです。

期末決算では少なくとも売上高は前年を超える結果を求めたいですが、セグメント黒字は苦しいでしょう。

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

2021年まではピクセルカンパニーズ社のコア事業だったが、2022年度経営方針では『選択と集中』を掲げ、このディベロップメント事業はノンコア事業として事業縮小が発表された。

再生可能エネルギーへの注目度は年々増しているため、これまで蓄積してきたノウハウの別の形で活かせれば面白いだろう。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→354百万→354百万

営業利益:▲1百万→▲21百万→▲45百万→▲68百万

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→▲12.7%→▲19.2%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:18百万→19百万→23百万→?

営業利益:6百万→▲3百万→▲8百万→?

営業利益率:33.3%→▲15.8%→▲34.8%→?

 

③展望

ディベロップメント事業はノンコア事業ですので第3Qも目立った動きはありませんでした。

太陽光発電施設の引き渡しも無風でした。

決算説明資料での「販売管理費の減少に伴い営業損失が改善」は事実ではありますが虚しいですね。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンの企画・開発・製造・販売、ゲーミングアプリケーションシステムの企画・開発・販売及びe-sports関連のコンサルティングを行っている。海外カジノ施設へのカジノマシン販売については新型コロナウイルスの影響で長らく停滞しており、回復の見通しはたっていない。

2020年〜2021年にかけては一世一代の大プロジェクトとして九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に応募したものの落選となり、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

現在はメタバースリゾート開発プロジェクトとして
メタバース支店『PIXEL Decentraland Branch(仮称)』を2022年3月に開設し、新たな事業展開を模索している。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

直近ではXクリエーション株式会社やTRICOA.CO.LTDと提携を行い、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供準備を進めている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→0百万

営業利益:▲131百万→▲206百万→▲218百万→▲283百万

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可→算出不可

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→?

営業利益:▲14百万→▲19百万→▲22百万→?

営業利益率:算出不可→算出不可算出不可→?

 

③展望

ここ2年間売上もなく、ただだだ謎の経費のみが計上されています。

メタバースの複合リゾート『メタ・リゾートTOKYO(仮称)』の開発についても言及なく、空気と化しています。

ですので私が多くを語れることもありません‥‥

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→897百万→1014百万

営業利益:▲142百万→▲326百万→▲431百万→▲625百万

当期純利益:▲602百万→▲777百万→▲1200百万→▲1440百万

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:194百万→315百万→456百万→?

営業利益:▲20百万→▲178百万→▲289百万→?

当期純利益:▲23百万→▲165百万▲284百万→?

 

総括

第3Qも赤字拡大で着地しました。

期待していたシステムイノベーション事業も思ったように利益を上げられておらず、経営は火の車でしょう。これからデータセンター事業の立ち上げも控えていて、より一層の資金が必要となります。どこかのタイミングで再びの資金調達をせざるを得なくなると思いますが、何とか本業でしっかり利益を上げれるようにして欲しいです。

(そうしなければもう株主は付いてきてくれないかも‥‥)

 

 

やや暗めの締めになりましたがこれが現実です。

ピクセルカンパニーズ社には反骨心を燃やして株主たちをアッと言わせて欲しいです🙇‍♂️

 

 

ご愛読ありがとうございました!

株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2022年度第2Q決算発表!〜売上大幅減少も第3Qに期待できる部分も!?〜

 

皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

少し遅くなりましたが

ピクセルカンパニーズ決算記事

を書いていきたいと思います!

今回は第2Qの中間決算ということで動画の配信もありました🎞

久々に吉田社長の姿を拝見しましたが元気そうでしたね笑

今のピクセルカンパニーズは1,2年前とは大きく別方向に舵を切っていますので、長期保有者の方々は疑問符がついている人もいるのではないでしょうか。

ただ、重りが外れた"新生ピクセルカンパニーズ"も私は気になってます笑

 

今後の展望を書いていきますのでしばしお付き合いください😌

 

 

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※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となりました

 

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ピクセルカンパニーズ2022年度第2四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度はクラウド特化型DX支援を目的としたエンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

2022年4月に57名の新人エンジニアが入社して、来年度以降も積極的な"ヒト"への投資を加速していく。

めており、既に各認定資格の取得も進んでおります。
2021年10月にAWSパートナーネットワーク(APN)の セレクトコンサルティングパートナー、2022年1月にはセールスフォース・ドットコムのSalesforceコンサルティング パートナーの認定を受けたことで今後の展開に期待できる。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万→550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→529百万→645百万

営業利益:46百万→4百万→▲16百万→▲60百万

営業利益率:20.3%→1.3%→▲3.0%→▲9.3%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:175百万→295百万→?→?

営業利益:48百万→▲5百万→?→?

営業利益率:27.4%→▲1.7%→?→?

 

③展望

第2Qは予想通り22卒入社(57名)の採用活動費や人件費が計上されたことで、5百万円の営業損失となりました。ただ、4月からの3ヶ月で新入社員の人件費として約54〜60百万円(18〜20百万/月)計上していることを考慮するとまずまずではないでしょうか。

既に稼働し始めている新入社員もいるようで、これから稼働率が楽しみですね。

このセグメントは第3Qでの黒字化に期待したいです!

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

2021年まではピクセルカンパニーズ社のコア事業だったが、2022年度経営方針では『選択と集中』を掲げ、このディベロップメント事業はノンコア事業として事業縮小が発表された。

再生可能エネルギーへの注目度は年々増しているため、これまで蓄積してきたノウハウの別の形で活かせれば面白いだろう。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→354百万→354百万

営業利益:▲1百万→▲21百万→▲45百万→▲68百万

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→▲12.7%→▲19.2%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:18百万→19百万→?→?

営業利益:6百万→▲3百万→?→?

営業利益率:33.3%→▲15.8→?→?

 

③展望

ディベロップメント事業はノンコア事業に位置付けられてから基本的に太陽光発電の在庫引き渡しで売上を上げています。第1Qは低リスク低リターンで黒字スタートとなりましたが、第2Qは引き渡しがなかったことで赤字に転落となりました。

この先も引き渡しがあれば売上計上となりますが、ひとまず大きな動きはなさそうです。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンの企画・開発・製造・販売、ゲーミングアプリケーションシステムの企画・開発・販売及びe-sports関連のコンサルティングを行っている。海外カジノ施設へのカジノマシン販売については新型コロナウイルスの影響で長らく停滞しており、回復の見通しはたっていない。

2020年〜2021年にかけては一世一代の大プロジェクトとして九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に応募したものの落選となり、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

現在はメタバースリゾート開発プロジェクトとして
メタバース支店『PIXEL Decentraland Branch(仮称)』を2022年3月に開設し、新たな事業展開を模索している。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

直近ではXクリエーション株式会社やTRICOA.CO.LTDと提携を行い、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供準備を進めている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万→63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→0百万

営業利益:▲131百万→▲206百万→▲218百万→▲283百万

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可→算出不可

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→?→?

営業利益:▲14百万→▲19百万→?→?

営業利益率:算出不可→算出不可→?→?

 

③展望

約2年間、このセグメントでは売上が計上されておらず、THE先行投資事業となっています。

とはいえ、2020年、2021年と比べるとかなりスリム化されてきていて、損失も19百万円(前年比9.2%)なので会社全体への圧迫度は抑えられていると感じます。動画の冒頭でトピックとして話していましたが、メタバースNFTプラットフォームに複合リゾート『メタ・リゾートTOKYO(仮称)』の開発を進めています。近年のトレンドには乗っていますが、競合が多くひしめき合う中で、同社が存在価値を見出せるのはどのような部分なのかは気になりますね。

ブロックチェーン技術の蓄積はあるわけですから上手く活かして、ビジネスモデルを確立してほしいです。

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→897百万→1014百万

営業利益:▲142百万→▲326百万→▲431百万→▲625百万

当期純利益:▲602百万→▲777百万→▲1200百万→▲1440百万

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:194百万→315百万→?→?

営業利益:▲20百万→▲178百万→?→?

当期純利益:▲23百万→▲165百万→?→?

 

総括

第2Qは赤字拡大で着地しました。

売上のほとんどがシステムイノベーション事業であげていて、以前とは全く異なっていますね。

主力であったディベロップメント事業がノンコア事業となり、エンターテインメント事業も久しく売上計上がなく、投資、また投資‥‥

そんな中、可能性を見出したのがシステムエンジニアの人材育成。

インハウス型の営業はコロナ禍により縮小していますが、この先エンジニアの人材不足はさらに深刻化していく見通しですので、それを見越しての強気な投資ですね。

余裕がある状態であればとても頼もしいですが、他の事業で稼げない中での稼ぎ頭がこのシステムイノベーション事業というのが怖いですね。

転ぶことは許されません。

何としてでも第3Qでシステムイノベーション事業の黒字化、さらに期末決算で3セグメント合計の黒字化を目指して欲しいです。

また、福島県でのデータセンター事業の立ち上げについては国からの助成金30億円を受けられることが決定して大きく前進しました。

新たなデータセンターを作ることでその地での雇用創出が期待でき、社会貢献度も高い事業となります。2023年秋に稼働開始を目標としていて、これも新たな投資となりますが、現状維持では大きな躍進はありませんので、積極的に攻めの経営をしていってもらいたいです。

 

 

引き続き動向に注視していきたいと思います👀

 

 

ご愛読ありがとうございました😊 

株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2022年度第1Q決算発表!〜新たなメンバーを加えドキドキの航海スタート〜

 

皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

今回は四半期恒例の

2743ピクセルカンパニーズ決算記事

を書いていきたいと思います!

早いもので2019年から書き始めて今年で4年目を迎えます👀

自分で言うのもなんですか、よくここまで続けてこれたなと思います笑

株式投資を始めてすぐに出会ったピクセルカンパニーズと共に歩んできた3年間でしたが『酸いも甘いも』というよりは『酸い』しか経験していないですねぇ😂

ですが今となっては切っても切り離せない関係になっていると勝手に感じていますので今年度もしっかり決算まとめ記事を書いていきたいと思います!

ご興味のある方は是非読み進めていただけると嬉しいです(´∀`*)

 

それでは参りましょー!

 

 

※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となりました

 

↓↓2021年度第4Q決算はこちら↓↓

www.hamutaro-blog.com

 

 

ピクセルカンパニーズ2022年度第一四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度はクラウド特化型DX支援を目的としたエンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

2022年4月に57名の新人エンジニアが入社して、来年度以降も積極的な"ヒト"への投資を加速していく。

めており、既に各認定資格の取得も進んでおります。
2021年10月にAWSパートナーネットワーク(APN)の セレクトコンサルティングパートナー、2022年1月にはセールスフォース・ドットコムのSalesforceコンサルティング パートナーの認定を受けたことで今後の展開に期待できる。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百279百万→443百万→550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→529百万→645百万

営業利益:46百万→4百万→▲16百万→▲60百万

営業利益率:20.3%→1.3%→▲3.0%→▲9.3%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:175百万→?→?→?

営業利益:48百万→?→?→?

営業利益率:27.4%→?→?→?

 

③展望

第1Qは前年比で売上高は77.4%となりましたが、営業利益では104.3%と伸張しました。

営業利益だけ見ると過去4年間の同時期では最高益となっています。

2021年から新人エンジニアを多く採用するなど積極的な先行投資を進めている本セグメントですが、ようやく回り出した感じがしています。

前回の記事で書いた通り、第1Q決算から数字に表れ始めてホッとしています。

ただ、第2Qでは22卒入社(57名)の採用活動費や人件費が計上されることから、鬼門になると予想されます。逆に第2Qである程度の利益を計上できればその後の展望は明るいと思いますので期待したいですね!

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

2021年まではピクセルカンパニーズ社のコア事業だったが、2022年度経営方針では『選択と集中』を掲げ、このディベロップメント事業はノンコア事業として事業縮小が発表された。

再生可能エネルギーへの注目度は年々増しているため、これまで蓄積してきたノウハウの別の形で活かせれば面白いだろう。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→354百万→354百万

営業利益:▲1百万→▲21百万→▲45百万→▲68百万

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→▲12.7%→▲19.2%

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:18百万→?→?→?

営業利益:6百万→?→?→?

営業利益率:33.3%→?→?→?

 

③展望

2022年度の本セグメントは黒字スタートとなりました。売上高はガクッと下がって18百万円。前回の期末決算の際に太陽光発電の新規案件については消極的でしたし、在庫を捌いたと考えればこの結果は納得できます。強弱をつけた経営はとても大事だと思いますし、経営方針で話した内容をそのまま体現していることは好感が持てますね。

ディベロップメント事業はまずは現状維持で進めてもらい、何か同社の強みを活かせそうな新規事業があれば手を出していってもらいたいです。

ここは通年プラス計上でお願いします。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンの企画・開発・製造・販売、ゲーミングアプリケーションシステムの企画・開発・販売及びe-sports関連のコンサルティングを行っている。海外カジノ施設へのカジノマシン販売については新型コロナウイルスの影響で長らく停滞しており、回復の見通しはたっていない。

2020年〜2021年にかけては一世一代の大プロジェクトとして九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に応募したものの落選となり、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

現在はメタバースリゾート開発プロジェクトとして
メタバース支店『PIXEL Decentraland Branch(仮称)』を2022年3月に開設し、新たな事業展開を模索している。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

直近ではXクリエーション株式会社やTRICOA.CO.LTDと提携を行い、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供準備を進めている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万→63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→0百万

営業利益:▲131百万→▲206百万→▲218百万→▲283百万

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可→算出不可

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→?→?→?

営業利益:▲14百万→?→?→?

営業利益率:算出不可→?→?→?

 

③展望

2021年度で日本版IR参画の準備に費やした莫大な経費の計上が一区切りとなり、心機一転のスタートとなりました。とはいえ営業損益14百万円が計上されました。

現在はメタバースNFTプラットフォームに複合リゾート『メタ・リゾートTOKYO(仮称)』の開発を進めていますので、その開発費等が計上されていると予想します。

この事業は2020年第2Q以降、売上計上がなされていないセグメントですので投資が嵩むのは仕方ありませんが、どのくらいで投資がペイされるかを明確に示すことが同社への信頼に繋がると思いますので、そこは意識してほしいです。

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→897百万→1014百万

営業利益:▲142百万→▲326百万→▲431百万→▲625百万

当期純利益:▲602百万→▲777百万→▲1200百万→▲1440百万

 

⚫︎2022年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:194百万→?→?→?

営業利益:▲20百万→?→?→?

当期純利益:▲23百万→?→?→?

 

総括

2022年度も赤字スタートとなりました。

売上高は2020年度比14.7%、2021年度比40.0%と大幅減となっていますが営業損失も昨年と比べるとまだリカバリーできる水準だと思いますので悲観しなくて良いでしょう。

『選択と集中』を掲げて再スタートを切ったばかりですので結果が出てくるのはこれからですし、長い目で見守りたいと思います。

ただ、すぐに結果は出ずともいつ頃にどのくらいのリターンが見込めるかなどの見通しは是非、示してほしいですね。

株主としての重ねてのお願いです笑

 

 

決算まとめ記事は以上になります!

2022年はピクセルカンパニーズ社にとって新たなことに挑戦する年になります。

私はシステムイノベーション事業✖️エンターテインメント事業のシナジー効果に期待していますので、新戦略として加わった社員の皆さんには色々なことにチャレンジして、吸収して、そしていち早く成長していってもらいです😉

 

株主として微力ながら応援していきたいと思いますので伸び伸び頑張って下さいね(^^)

 

 

長文ご愛読ありがとうございました😊 

株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2021年度第4Q決算発表!〜『選択と集中』を行い2022年度は大きな決断を‼️〜

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皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

遅くなりましたが今回は3ヶ月に1度の2743ピクセルカンパニーズ四半期決算記事を書いていきたいと思います!

 

上場来安値を更新し続けている同社ですが、この先光はあるのか?

年度末決算を迎え、岐路に立たされている同社が選んだ道とは?

決算動画にも触れながら振り返っていきたいと思います💡

 

 

↓↓ピクセル決算説明動画はこちら↓↓

youtu.be

※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となりました

 

 

↓↓2021年度第3Q決算はこちら↓↓

www.hamutaro-blog.com

 


 

ピクセルカンパニーズ2021年度第四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度はクラウド特化型DX支援を目的としたエンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

2021年度には40名、2022年度には100名、2023年度には200名とエンジニアの大幅強化を計画しており、先行投資に力を入れている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万→507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万→550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→529百万→645百万

営業利益:46百万→4百万→▲16百万→▲60百万

営業利益率:20.3%→1.3%→▲3.0%→▲9.3%

 

③展望

2期連続の赤字決算で着地しました。

上期は辛うじて黒字計上となりましたが下期は販管費が嵩み、60百万円の営業損益となりました。

売上高は前年比117%とコロナ前水準に迫るところまで戻ってきており、他セグメントに比べるとこの先明るいと思っています。

決算資料にも書いてあるように同セグメントは

『中核事業』として注力していくことが発表されています。

施策としてはクラウド特化型DX支援を掲げ、

2021年4月入社で約20名、2022年4月入社で約60名の新卒採用を行なっており、エンジニア人材の育成に力を入れています。また、SalesforceとAmazonの公認認定資格取得も進めて、エンジニアのスキルアップに相当な投資をすることも発表しています。

この財政状況で『ヒト』に投資することはかなり思い切った施策だと思いますし、他社は中々真似できないことだと思いますが、いち早く人材確保に動いたことは素晴らしいと思います。

実際に昨年末には2021年入社の社員が企業へ派遣され始めているようですので、その結果=売上・利益へどのように結実しているかは非常に興味があります。

2022年度第1Q決算では数字に表れ始めると思いますので人材投資が短期間でどれだけペイされるか、ペイされない場合はどの程度で収益に繋がるかを見ていきたいと思います。

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

そのプロジェクトには世界的に有名なヒルトンも参画しており注目度が高い。

太陽光発電所の仕入販売に関係した事業用地の取得実績やその経験を活かして、沖縄(宮古島)の観光需要・雇用機会の創出を目指す。

ピクセルカンパニーズにとってディベロップメント事業はこれから伸びていく成長事業ではないが、

2050年のカーボンニュートラル世界の実現に向けて必要不可欠な事業であることに違いない。

2021年10月には政府により「エネルギー基本計画」が見直されたことで、再生可能エネルギーの引き合いが今後も高まっていくだろう。

ただ、2022年度経営方針において本セグメントはノンコア事業として見直す方向性が示された。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→354百万→354百万

営業利益:▲1百万→▲21百万→▲45百万→▲68百万

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→▲12.7%→▲19.2%

 

③展望

以前のディベロップメント事業はピクセルカンパニーズを支える基幹事業で大きな上下もなく、堅実に利益を上げていました。

しかし、今年は太陽光発電施設案件の引渡しの遅れや減少により第3Q、第4Qはほぼ売上計上には至りませんでした。決算動画では仕入はしたものの売上計上はせず在庫として残っているとのことでしたので、販売が完了すれば来期以降売上計上には繋がると思いますが、あくまで在庫分のみで新たに仕入れることに対しては消極的な様子でした。

2022年度経営方針では『選択と集中』を掲げ、このディベロップメント事業はノンコア事業として事業縮小が発表されました。

これまでピクセルカンパニーズの基幹事業として多くのノウハウを蓄積してきた事業を縮小していくという判断をしたことは大きな決断だと思います。

確かに以前は確実に利益を上げてきていましたが2021年は太陽光発電やリゾート開発において貸倒損失を計上していることからもリスクが潜んでいることも感じました。

今後は大規模案件は取り扱わず、小型案件のみの取り扱いにシフトしていくことは賢明かもしれませんね。

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンやそれに付随するプラットフォームの販売や企画、製造受託を行っている。2019年6月末には、(株)バンダイナムコとの共同プロジェクトで実現した『TEKKEN(TM) VIDEO SLOT』が公的認証機関(DICJ)の承認を受けてマカオのホテルでの実検証を進めている。

2021年3月には当時最も力を入れていた九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に落選してしまったが、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

直近ではXクリエーション株式会社やTRICOA.CO.LTDと提携を行い、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供準備を進めている。

ただ、2022年度経営方針において本セグメントはノンコア事業として見直す方向性が示された。

 

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178万→178百万→270百万→348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万→63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

上高:0百万→0百万→0百万→0百万

営業利益:▲131百万→▲206百万→▲218百万→▲283百万

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可→算出不可

 

③展望

2021年の最大の注目は九州・長崎IRへの参画でした。それが2021年3月に破断となり、大きな事業見直しを余儀なくされたことは決算動画でも述べられていました。多くのノウハウは蓄積されたものの、コンソーシアム組成など日本版IR参画の準備に費やした莫大な経費のみが計上されました。

ただ、これで一区切りとなり、来期は新たな事業への投資が始まります。

システムイノベーション事業を発展させた先に、

同社が誇るブロックチェーン技術を絡ませることで新たな事業領域にチャレンジしていきます。

NFT(Non- Fungible Token:非代替性トークン)関連として

①メタバース

②NFTゲーム

③ギルド

というのがキーポイントになります。

①メタバースにおいてはメタバースNFTプラットフォームに複合リゾート『メタ・リゾートTOKYO(仮称)』の開発を進めています。

②NFTゲームにおいては有力IPコンテンツとコラボしたゲーム開発を進めています。

バンナムと共同開発した経験が活きて欲しいですね。

③ギルドとは従来はゲームを一緒にプレイする人が集まった組織のことを指していましたが、NFTゲームギルドの意味合いとしては一緒にプレイするのではなく、新規ゲーマーをサポートする組織としての役割が強いです。決算動画においてはインフルエンサーとも表現していましたが、エンジニア教育プログラムの一環としてギルドを組成する人材を育て上げることで、NFTゲームそのものの価値を高める目的もあります。

エンターテイメント事業についてはカジノゲーミングマシンからは撤退する方向になりましたが、ブロックチェーン関連で展開が見られそうですので非常に楽しみですね。

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→897百万→1014百万

営業利益:▲142百万→▲326百万→▲431百万→▲625百万

当期純利益:▲602百万→▲777百万→▲1200百万→▲1440百万

 

総括

2期連続の赤字、さらには赤字幅も拡大し、苦しい苦しい1年となりました。

決算動画において吉田社長も言っていましたが

『無様な、カッコ悪い』決算でしたね。

ただ、それを素直に認め、謝罪し、事業を見直し、選択と集中を掲げて、2022年度経営方針をしっかり説明した姿は好感を持てました。

久しぶりに血の通った決算動画に感じました笑

2/23現在の株価は40円とこれまでにない苦境に立たされています。

3年前に掲げた時価総額300億円は見る影もありませんが、そもそもそのことを覚えている株主もほぼ残っていないのではないでしょうか‥‥

本来なら種まきが完了し、収穫の年になるべき2022年ですがこれから多くの人材を確保し、新規事業に投資をし始めます。

株主にとっては我慢の年がまた始まると感じていますが、少しでも好転の兆しが見れれば嬉しいです。

 

✔︎システムイノベーション事業

 ➡︎クラウド人材派遣での収益確保

✔︎ディベロップメント事業

 ➡︎在庫販売による収益確保

✔︎エンターテイメント事業

 ➡︎メタ・リゾートTOKYOやNFTゲームの進展

 

2022年度は以上を注視していきます‼️

 

 

 

微力ながら引き続き応援していきます😌

 

 

長文ご愛読ありがとうございました😊

 

 

 

 

 

【厳選‼︎】財務分析にオススメな財務指標11選+α📊

f:id:yutaro2050016:20220125005720p:plain

皆さんおはようございます!

ハム太郎です🐹

 

今年は新たな取り組みを行います💡

 

 

 

題して・・・

 

 

 

 

 

『財務分析を用いた企業診断』

 

 

 

 

カッコいい響きですね笑

 

なぜこの記事を書くことを思い立ったかというと、社会人になってから資格取得に力を入れてきてそこで出会った簿記や会計の知識を活かせるのでは?と思ったからです。

 

加えて株式投資をする際に、より客観的で信憑性のある「会社の数字」を基に投資判断をしたいとも考えました!

 

 

色々な指標がある中で私は

 

『安全性』『収益性』『将来性』

 

という性質を11指標とキャッシュフロー計算書をもとに分析していきたいと思います💡

 

 

 

使う財務諸表は

貸借対照表(以下、B/S)、損益計算書(以下、P/L)、キャッシュフロー計算書(以下、C/F)の3つです!

 

そして安全性を7指標、収益性を4指標、将来性はC/Fから紐解いていこうと思います( •̀∀•́ )✧

 

 

では、早速ですがそれぞれの指標について説明していきます🏃‍♂️💨

 

 

財務分析にオススメな財務指標11選+α

 

 

1.安全性

⑴自己資本比率

計算式:純資産➗総資産✖️100

説明 :総資産に対する純資産(自己資本)の割合のことです。

総資産というのはB/Sの右側に記載の負債+純資産の合計であり、負債とは借入金などの他人資本のことです。借入金などはいつかは返さないといけないものですが、自己資本は返す必要のない資金ですのでその割合が大きいほどその会社は安全ということが言えます。これが自己資本比率です。

目標値:30%以上

 

⑵現金預金対月商

計算式:現金預金➗月商(売上高➗12)

説明 :手元流動性比率とも言われますが、月商の何ヶ月分の現金預金が手元にあるかを表す指標です。赤字計上した場合でも手元に現金預金さえあれば倒産することはありませんが、逆に手元に現金預金がなく資金繰りができなくなったときに倒産してしまいます。手元流動性が高い、つまり手元に現金を持ちすぎているのは逆にしっかり投資に回せていないと判断され、あまり良くはありませんがないよりはある方が良いのは間違いありません。

目標値:1ヶ月以上(コロナ禍の昨今では2ヶ月以上)

 

⑶借入金対月商

計算式:(短期借入金+長期借入金+社債)➗月商

説明 :借入金等の負債が月商の何ヶ月分かを表す指標です。業界によって様々ですが優良企業は1ヶ月程度、赤字企業は6ヶ月を超えると言われています。

借入金が多いと負債が大きくなりますので、相対的に自己資本比率が下がります。そういう意味でも年々借入金が増えている企業は注意が必要です。

もう一つの見方としては短期借入金と長期借入金のバランスもポイントで、銀行がその企業に対して好感を持っているなら長期で貸し付けますが、不信感がある場合は短期での貸し付けが多くなります。

銀行の信用調査はとても厳格ですので短期借入金>長期借入金となっている企業は何らかの疑義があるのかもしれませんね。

目標値:6ヶ月以内

 

⑷債務償還年数

計算式:(短期借入金+長期借入金+社債)➗(当期純利益+減価償却費)

説明 :何年で債務(借入金等)を返済できるかを表す指標です。銀行が企業への貸し付けを審査する時に重視するのが返済能力と言われています。黒字企業であっても利益に対する借入金が多すぎる場合、返済能力無しと見なされる場合がありますので注意が必要です。ちなみに当期純利益に減価償却費を足しているのはなぜ?と思った方も多いのではないでしょうか。

減価償却費とは固定資産を購入した際に費用を一括計上するのではなく、耐用年数によって分散して費用計上する考え方のことで、耐用年数が10年であれば1/10ずつ10年間かけて費用計上していきます。

実際はその固定資産を購入した時点で現金は減っているわけで帳簿上の計算になりますので、減価償却費を計上したところで実際にお金がなくなっていないので当期純利益に減価償却費を足して債務償還年数を割り出すのです。

目標値:20年以内(理想は10年以内)

 

⑸固定長期適合率

計算式:固定資産➗(固定負債+純資産)✖️100%

説明 :会社の利益を生み出す固定資産が長期的な固定負債と安定的な純資産でまかなえているかを表す指標です。

この計算式だと少し分かりづらい人は下記の計算式でも同義です。

固定資産<固定負債+純資産

家を買う時をイメージすると分かりやすいですが、

家を買う時はローンと手付金で収まる家を買いますよね?

これを計算式に当てはめると・・・

(固定資産)を買うときはローン(固定負債)と手付金(純資産)で収まる家を買いますよね?

つまり固定資産<固定負債+純資産になるのが健全企業ということです。それを右辺、左辺を移項してパーセンテージで表したのが固定長期適合率で100%未満が目安です。

目標値:100%未満

 

⑹流動比率

計算式:流動資産➗流動負債✖️100%

説明 :1年以内に現金化できる資産(流動資産)が1年以内に支払いを要する負債(流動負債)をどれだけ上回っているかを表す指標です。企業の短期的な支払能力を判断する時に用いられます。業界によってまちまちですが100%がボーダーラインで120%以上あるのが理想でしょう。

目標値:120%超

 

⑺当座比率

計算式:当座資産➗流動負債✖️100%
説明 :流動比率よりもシビアに安全性を判断する時に使用する指標が当座比率です。流動比率との違いは流動資産の代わりに当座資産を使用する点です。当座資産とは流動資産の中でも容易に現金化できる資産のことを言い、現金預金の他、売掛金や受取手形、有価証券などが挙げられます。

具体的に除かれるのは棚卸資産などです。

いわゆる在庫のことですぐに現金化できるとは限りません。また、有価証券の中でも1年以内に現金化できないものは除かれます。ですのでどんなに流動資産があってもすぐに現金化できない棚卸資産だらけの企業は健全ではない判断できます。

こちらも業界によってまちまちですが70%がボーダーラインで90%以上あるのが理想でしょう。

目標値:90%超

 

 

2.収益性

⑴売上高営業利益率

計算式:営業利益➗売上高✖️100%

説明 :売上高に対する営業利益の割合を表した指標です。営業利益とは本業で得た利益のことですのでとても重要な指標になります。ただ業界によってかなり差がありますので一定の物差しで測れないのには注意が必要です。

目標値:不動産業10.3%、製造業3.9%、卸売業1.8%、小売業1.5%(平均値)

【参照】中小企業庁|「『中小業実態調査 令和元年確報』3.売上高及び営業費用(1)産業別・従業者規模別表」

 

⑵支払利息率

計算式:支払利息割引率(費用)➗売上高✖️100%

説明 :売上高に対してどれだけ支払利息が発生しているかを表す指標です。

支払利息は借入金に対して発生しますので割合が高いとそれだけ多くの借入を行なっているか、そもそも高金利で借り入れているかが考えられます。

また、支払利息率が高いと収益性を悪化させる要因の一つとなりますので注視が必要です。

目標値:1%未満

 

⑶総資産利益率(ROA:Return On Assets)

計算式:当期純利益➗総資産✖️100%

説明 :会社が投入した資本(総資産)でどれだけの利益を上げたかを表す指標です。
収益性の他に、利益を上げるにあたりどれほど資本を効率的に利用できたかを確認できます。

例の如く、業界によってバラツキがありますので業界平均をもとに収益性分析をする必要があります。

目標値:5%以上

 

⑷自己資本利益率(ROE:Return On Equity)

計算式:当期純利益➗純資産✖️100%

説明 :株主が投下した資本(純資産)でどれだけの利益を上げたかを表す指標です。
ROAとの違いは分母が純資産になっている点です。

企業は株式を発行して得た資金をもとに色々な事業へ投資しますので、その資金が効率的に活用されているかは非常に重要な指標になります。

『投資の神様』とも呼ばれるアメリカの有名投資家であるウォーレン・バフェット氏は、投資先にROE15%以上を目安にしているそうです。

目標値:目安10%以上
 

 

3.将来性

最後にC/Fをもとに将来性を判断してみます。

C/Fとは読んで字の如く、お金(キャッシュ)の流れ(フロー)のことです。1年間でお金がどのように増減したのかを3つのCFに分けて分析することでその企業の状況が見えてきます。

具体的には

「営業活動によるキャッシュ・フロー(営業CF)」

「投資活動によるキャッシュ・フロー(投資CF)」

「財務活動によるキャッシュ・フロー(財務CF)」

の3つの活動別に区分されて表示されます。

※また、営業CF+投資CFをフリーCFと言います

 

まずは営業CFですが本業で稼げていれば➕、稼げていなければ➖になりますのでシンプルです。

次に投資CFですが固定資産や有価証券に投資してキャッシュが減った場合➖、逆にこれらを売却してキャッシュが増えた場合➕になります。

最後に財務CFですが銀行からキャッシュを借り入れた時は➕、返済した時は➖になります。

 

ここで一般的に健全と言われる企業のC/Fはどのようになるかですが、

①営業CF  ➕

②投資CF  ➖

③フリーCF(①+②)  ➕

④財務CF  ➖

⑤現金等の増加額 ➕

 

このようになるのが良いとされています。

まず①営業CFは当然、➕が良いですよね。

次に②投資CFですが、成長性を図る上で将来を見据えて投資が出来ているかは重要なポイントです。

投資をしている=お金を使っているということになりますので②投資CFは➖が望ましいです。

そして③フリーCFは営業CFで稼いだお金で投資CFをまかないきれているのがベストですので➕になるのが望ましいです。

④財務CFは借入金を返済できていればキャッシュが減り、➖になります。ただ、多くの会社は営業CFだけで資金をまかない切れないこともあり、投資の為に借入を行うことも多くあります。ですので➕になることもあります。

最後に⑤現金等の増加額ですが、全てを足して➕になればキャッシュが増えたことになります。

 

以上を踏まえると、営業CFから順に

➕➖➕➖➕

になるのが理想的だと言えるでしょう。

将来性という観点から特に重視すべきは投資CFですので、毎年しっかり投資ができているか(➖になっているか)に注目することが大切です。

 

 

以上、財務分析にオススメな財務指標11選+αでした‼️

 

いかがでしたか?

素人目線で書きましたので至らぬ部分もあるかもしれませんが、なるべく分かり易く書くように心がけました💡

 

財務諸表を作成できなくても読み取ることは社会人として必要なスキルだと思いますので、是非このような視点で企業分析をしてみて下さい!

 

次回以降は実際に上場企業の財務分析を行っていきたいと思いますので乞うご期待下さいませ😚

 

 

長文ご愛読ありがとうございました😊

 

 

 

株初心者が伝える!2743 ピクセルカンパニーズ2021年度第3Q決算発表!〜動き出したDX、NFT、そしてメタバースへ‼️〜

f:id:yutaro2050016:20211118231447j:plain

 

皆さんこんばんは!

ハム太郎です🐹

 

今回は3ヶ月に1度の2743ピクセルカンパニーズ四半期決算記事になります!

最近何かと話題のP社ですが、ここに来て面白い展開になってきましたね😆

直近の業績は厳しいものですが一発逆転の可能性はまだ残っていそうですね💡

今回はその部分についても考察していきたいと思います!

 

 

↓↓ピクセル決算説明動画はこちら↓↓

※2021年度から中間決算年度末決算のみの公開となりましたので今回は無しです!

 

 

↓↓2021年度第2Q決算はこちら↓↓

www.hamutaro-blog.com

 

 

ピクセルカンパニーズ2021年度第3四半期決算発表

 

 

セグメント内容

⑴システムイノベーション事業

①事業概要

金融機関向けのセキュリティサービス(顔認証システム開発)やクラウドファンディングの基幹システム開発などの受託を行っている事業。

システム基盤の構築や運用業務などの技術支援サービスも行っており取引先は金融機関や広告代理店、家電量販店、官公庁にも及ぶ。

インハウス型案件を取り扱っているがコロナ禍による受託先のテレワーク増加により苦戦を強いられている。

2021年度はクラウド特化型DX支援を目的としたエンジニアチームを構築することでクライアント企業から求められる需要に適切に対応していくことを掲げている。

2021年度には40名、2022年度には100名、2023年度には200名とエンジニアの大幅強化を計画しており、先行投資に力を入れている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:267百万507百万→676百万→841百万

営業利益:12百万→▲8百万→3百万→18百万

営業利益率:4.5%→▲1.5%→0.4%→2.1%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:148百万→279百万→443百万550百万

営業利益:2百万→▲4百万→▲6百万→▲13百万

営業利益率:1.4%→▲1.4%→▲1.4%→▲2.4%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:226百万→315百万→529百万→?

営業利益:46百万→4百万→▲16百万→?

営業利益率:20.3%→1.3%→▲3.0%→?

 

③展望

国内外のクラウド人材不足が叫ばれている中、自社で専門性を極めた人材を育成し、エンジニアを派遣するというビジネスモデル構築に大きく舵を切りました。この状況での先行投資には中々ヒヤヒヤしますが、最早失うものはない株価になっていますので逆に思い切っていて良いのでは?と思い始めてます笑

以前から申し上げている通り、DX(デジタルトランスフォーメーション)は国をあげて推進していこうとしている国策ですので今後必要とされる可能性は高そうですしね。

業績面は第3Qから増加した人件費が乗り、赤転となったのが厳しさを物語っていますが、インハウス型の案件がコロナ前の水準に戻っていないのが痛いですね‥‥

投資した分がいつペイされるか、、、

忍耐力の勝負となりそうです😂

 

 

⑵ディベロップメント事業

①事業概要

太陽光発電施設の販売・設置・取付などを個人投資家や企業に対して行っている。

また、インバウンド及び国内需要向けのリゾート用地や商業施設、ホテルなどの不動産開発・販売も行っており、2020年6月24日に宮古島リゾートホテル用地開発計画にも参画を表明した。

そのプロジェクトには世界的に有名なヒルトンも参画しており注目度が高い。

太陽光発電所の仕入販売に関係した事業用地の取得実績やその経験を活かして、沖縄(宮古島)の観光需要・雇用機会の創出を目指す。

ピクセルカンパニーズにとってディベロップメント事業はこれから伸びていく成長事業ではないが、

2050年のカーボンニュートラル世界の実現に向けて必要不可欠な事業であることに違いない。

2021年10月には政府により「エネルギー基本計画」が見直されたことで、再生可能エネルギーの引き合いが今後も高まっていくだろう。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:795百万→930百万→933百万→1294百万

営業利益:90百万→83百万→64百万→113百万

営業利益率:11.3%→8.9%→6.6%→8.7%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1142百万→1265百万→1531百万→1684百万

営業利益:129百万→112百万→133百万→118百万

営業利益率:11.3%→8.9%→8.7%→7.0%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:253百万→352百万→354百万→?

営業利益:▲1百万→▲21百万→▲45百万→?

営業利益率:▲0.4%→▲6.0%→▲12.7%→?

 

③展望

これは困りましたね。

稼ぎ頭であったディベロップメント事業も赤字が拡大するばかりです。第2Qから第3Qにかけて売上はたったの2百万だけで中々進捗が悪いですね。

ただ、第4Qには九州3案件の売却金(250百万以上)が売上計上予定となっていますので、少しは赤字縮小に転ずると予想します。

今後の展望が3セグメントの中で最も見えづらい印象ですが、システムイノベーション事業と同じく国を上げて推進していく「再生可能エネルギー」の波に乗って突き進んでいって欲しいです!

 

 

⑶エンターテインメント事業

①事業概要

カジノゲーミングマシンやそれに付随するプラットフォームの販売や企画、製造受託を行っている。2019年6月末には、(株)バンダイナムコとの共同プロジェクトで実現した『TEKKEN(TM) VIDEO SLOT』が公的認証機関(DICJ)の承認を受けてマカオのホテルでの実検証を進めている。

2021年3月には当時最も力を入れていた九州・長崎IRの事業提案公募(RFP)に落選してしまったが、何らかの方法(別の形態もしく別の場所)で日本版IRへ参画できないか模索中である。

また、コロナウイルスの終息が不透明な状況からオンラインゲーミング事業への展開も検討している。

直近ではXクリエーション株式会社やTRICOA.CO.LTDと提携を行い、NFT/ブロックチェーン技術を用いたゲーミングアプリケーションの提供準備を進めている。

 

②業績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:178百万→178百万→270百万348百万

営業利益:114百万→51百万→105百万→130百万

営業利益率:64.0%→28.7%→38.9%→37.4%

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:27百万→63百万→63百万63百万

営業利益:▲46百万→▲54百万→▲89百万→▲157百万

営業利益率:▲170.4%→▲85.7%→▲141.3%→▲249%

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:0百万→0百万→0百万→?

営業利益:▲131百万→▲206百万→▲218百万→?

営業利益率:算出不可→算出不可→算出不可→?

 

③展望

日本版IRに全力を注ぎ、2021年3月に九州・長崎IRで落選してから思いの外早く新たな目標が定まってきましたね。

P社はブロックチェーン技術を用いるノウハウが強みでありましたが、ここに来てNFT(Non- Fungible Token:非代替性トークン)市場での可能性の広がりを見出し始めました。

NFTウォレットNFTマーケットに加えて、NFTゲーミングアプリケーションの提供に向けた協業も着々と進めており、非常に期待が膨らみますね😆

また、NFTと親和性の高いメタバースが最近の大注目トレンドである点もP社にとっては追い風となっていますね💡

メタバースとは、ネットワーク上に構築された仮想空間の全般のことで、2021年10月にはFacebookがメタバースを想起させる「Meta」という社名に変更したことが話題になりましたよね。

ピクセルカンパニーズの吉田社長とマブダチの"8783GFA" の片田社長が今力を入れているのがこのメタバースですし、この2社間のシナジー効果には個人的に注目しています。

応援している企業同士が協業となればこんなに楽しいことはありませんよ笑

GFA社は11/17にストップ高を記録して、ようやくメタバース関連株として注目され始めたようですのでこの流れに乗ってピクセルカンパニーズも上昇していってほしいです!

 

 

連結実績

⚫︎2019年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1252百万→1634百万→1906百万→2516百万

営業利益:159百万→18百万→9百万→46百万

当期純利益:112百万→▲12百万→8百万→49百万

 

⚫︎2020年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:1324百万→1649百万→2086百万→2352百万

営業利益:11百万→▲82百万→▲165百万→▲299百万

当期純利益:10百万→▲101百万→▲275百万→▲942百万

 

⚫︎2021年

第1Q→第2Q→第3Q→第4Q

売上高:484百万→677百万→897百万→?

営業利益:▲142百万→▲326百万→▲431百万→?

当期純利益:▲602百万→▲777百万→▲1200百万→?

 

総括

今のピクセルカンパニーズに黒字を求めるのは難しいです。それは長い間見てきた株主は分かっていますし、先週の決算発表後の値動きを見る限り、市場の評価も同じようですね。

11/18時点の株価は68円で一年前は140円。

業績を見ても半値以上落ちたのは仕方ないとは思いますが、1年前のIR一本よりは今の二の矢、三の矢状態の方が面白みがありますね。

正直、今が底打ちでここから上昇しかないと思っていますので、2桁の内に少しずつ買い増しを再開したいと思います。

 

 

 

ピクセルカンパニーズの決算発表まとめは以上になります!

エンターテインメント事業のところで書きましたが、

2743ピクセルカンパニーズ

✖️

8783GFA

の協業が早く見たい‼️それだけです笑

(3ヶ月後には3桁復帰を目指して欲しいですが🙇‍♂️)

 

引き続き応援していきます📣

 

 

長文ご愛読ありがとうございました😊